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令和３年９月６～１１日、オンラインにて開催されました第６０回 日本油化学会年会において、総合理工学研究科（修士課程）工学専攻物質化学分野２年生　長谷川舜樹君（工学部物質化学科　酒井俊郎研究室所属）が、学生奨励賞を受賞いたしました。

受賞しました研究発表は、「水中での固体表面への油の付着および固体表面からの油の脱離機構の解明」（連名者：協和界面科学株式会社　磯貝洋幸、信州大学　酒井俊郎）となります。水中における固体表面に付着した油の脱離現象を独自に開発した装置（協和界面科学株式会社協力）を用いて観察し、これまで考えられていた油の脱離機構とは異なる現象を発見した。衣服に付着した油汚れの洗浄や海底の岩盤内に存在する原油の回収などにつながる有益な知見として高く評価されました。