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  1. 駐日チェコ共和国特命全権大使による信州大学長表敬訪問
国際交流
2021年3月25日(木)

駐日チェコ共和国特命全権大使による信州大学長表敬訪問

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写真左からスメタナ・リトミシュル会小口久光事務局長、同会久保田嘉信会長、濱田州博信州大学長、駐日チェコ共和国特命全権大使Martin TOMČO(マルチン・トムチョ)閣下、武田三男理事、同会安東和民理事/リトミシュル市親善大使、大使アシスタント池田桜子氏

マルチン・トムチョ駐日チェコ共和国特命全権大使が松本市の訪問を機会として、濱田学長を表敬訪問されました。本学は、繊維学部がチェコ共和国のリベレッツ工科大学繊維学部と学部間協定を結んでおり、10年に亘る研究者の交流が続いています。

マルチン・トムチョ駐日チェコ共和国特命全権大使から、昨年チェコ共和国は日本との友好100周年を迎え、これまでの文化・芸術の交流から教育分野にもその活動の幅が広がってきたことや特に科学技術分野においては日本のNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と連携を行っていること、チェコ共和国の作家カレル・チャペック博士が「ロボット」という言葉を世に送り出してから150年を経て、同国と日本の間ではAIをテーマにした講演会をウェビナー形式で開催するなど新しいスタイルが出来上がりつつあること、また2021年をチェコ科学・教育・イノベーション年として力を入れていることから、同年後半には状況が許せばリベレッツ工科大学を含む50大学の代表に来日してもらい様々な交流を予定しているなどのお話がありました。

濱田学長からは、自身が繊維学部長時代に学部間協定が締結され、リベレッツ工科大学を訪問したことやチェコ共和国にはナノファイバー製造装置のパイオニア企業があることなどに触れ、協定締結後これまでの間にエラスムス計画を利用した学生派遣や本学独自のプログラムにより感性工学分野などの大学院生が同大で学びを深めるとともに、研究者間の交流も継続して行われていることが紹介されました。
チェコ共和国には270社以上の日本企業が進出し、EU諸国でも日系企業進出率がトップに入る日本に対して、英語による授業や英語による技術伝承の期待が大きいことや、海外が行うランキング調査で認知された本学との様々な交流への期待についてなど、今回の表敬訪問のきっかけとなったスメタナ・リトミシュル会の久保田先生をはじめ関係者のみなさまと和やかな懇談が行われました。

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駐日チェコ共和国特命全権大使Martin TOMČO(マルチン・トムチョ)閣下

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懇談の様子