メインコンテンツへ移動

メニュー
閉じる
閉じる

トピックス

  1. 総合理工学研究科 工学専攻1年の増田良健さんが第32回電磁力関連のダイナミクスシンポジウム(SEAD32)で「日本AEM学会奨励賞」を受賞
研究
2021年2月17日(水)

総合理工学研究科 工学専攻1年の増田良健さんが第32回電磁力関連のダイナミクスシンポジウム(SEAD32)で「日本AEM学会奨励賞」を受賞

020215_jusyo_sato2.jpg

総合理工学研究科 工学専攻1年(水野・佐藤研究室)の増田良健さんが、2020年5月20日に開催された第32回電磁力関連のダイナミクスシンポジウム(SEAD32)で「日本AEM学会奨励賞」を受賞しました。

本研究は、カプセル内視鏡用位置検出器の位置検出精度の向上に関するものです。
カプセル内視鏡は、近年の医療現場において低侵襲機器として消化管診療に用いられています。飲み込むだけで体内の消化管を診察できる一方で、体内のカプセル位置が不明瞭であるといった課題を抱えています。
これに対し、カプセル内視鏡のリアルタイム位置を医師が検出できるよう、カプセル内視鏡から放射される電波強度に応じて位置を特定する位置検出器の開発を行いました。また、位置検出器のアンテナ部に磁気シールドを装着することで、位置検出精度を向上させました。

受賞対象となった研究は以下の通りです。 
「カプセル内視鏡用リアルタイム位置検出器の検討」
増田 良健,湯澤 凌芽,佐藤 光秀,水野 勉,田代 晋久(信州大学),大宮 直木(藤田医科大学)
第32回「電磁力関連のダイナミクス」シンポジウム(SEAD32)講演論文集, pp. 573-578, 2020

上記論文は査読を経て2021年度の日本AEM学会誌に掲載予定です。