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  1. 工学部物質化学科の新井進教授、清水雅裕助教、工学部技術部の堀田将臣氏、井上淳期氏らの論文がAdvanced Engineering Materials誌のフロントカバーに採択
研究
2020年12月24日(木)

工学部物質化学科の新井進教授、清水雅裕助教、工学部技術部の堀田将臣氏、井上淳期氏らの論文がAdvanced Engineering Materials誌のフロントカバーに採択

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工学部物質化学科の新井進教授、清水雅裕助教、工学部技術部の堀田将臣氏、井上淳期氏らの論文が、WILEYのAdvanced Engineering Materials誌(インパクトファクター:3.217)のフロントカバーを飾りました。

本論文は、地球温暖化対策を念頭においた金属と樹脂の異種材料接合に関するものです。接合界面に中間層としてめっき膜を用いることにより金属材料と樹脂材料の高耐久性接合が可能であることを実証しました。現在、地球温暖化抑制のため、自動車等の移動体のマルチマテリアル化による軽量化が進められています。マルチマテリアル化の実現には、異種材料接合技術がキーテクノロジーとなります。今回の研究成果は、特に接合が困難とされる鉄鋼と樹脂の高信頼性接合がめっき技術により可能であることを明らかにしました。 
本成果は、JST A-STEPのサポートを受けています。

論文情報
Superior Durability of Dissimilar Material Joint between Steel and Thermoplastic Resin with Roughened Electrodeposited Nickel Interlayer
S. Arai, R. Sugawara, M. Shimizu, J. Inoue, M. Horita, T. Nagaoka, M. Itabashi, Adv. Eng. Mater., 2020, 22, 2000739.
DOI: 10.1002/adem.202000739
https://onlinelibrary.wiley.com/toc/15272648/2020/22/12