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2020年9月25日、後期授業が始まるのを前に、コロナ禍で松本キャンパスに入構していない学部1年生へのフォローとして、「学長と会って話を聞こうin 松本キャンパス」が開催されました。

冒頭、学長から、入学式の中止や前期の授業は原則オンラインだったことから、新入生のみなさんにお会いすることができず、学生同士の交流の機会も少ない中、松本キャンパスに一度も入構していない学生さんには大学に来てもらう機会を設けたいと考えて企画したとの挨拶がありました。今回の特別講義では、時代とともに学ぶことの重要さについて、ご自身の経験をもとにパソコン・インターネット・スマートフォンが普及してきたこれまでの時代と現在の人工知能（AI）、IoTなどの革新的技術の変革、サイバー空間とフィジカル空間の融合的活用への変化に触れ、今、当たり前だと思っていることや知識はアップデートしていかないと時を経ることにより変化していくことや、学生生活の中で考える時間の大切さ、学ぶ方法を大学で習得して、卒業してからも学び続けてほしい、など話されました。また、出席した学生さん同士が交流するきっかけになればと、参加学生一人ひとりから、所属学部や出身地など自己紹介してもらう場面もありました。この日、全4回実施されたうちの初回の講義に参加した学生の中には、初めて松本キャンパスに来た学生もいました。自己紹介の中で学生から、「他学部の学生と話したいと思っていたので、このような機会は嬉しい」「後期の対面授業を楽しみにしている」「読書が好きなのでお勧めの図書を教えてほしい」「勉強とサークルを両立したい」「一人暮らしで心細かった」「あわや遅刻するかと思った」などのひと言がありました。

濱田学長は、1年生からの要望があれば、後期の履修登録が終わった頃、再びこのような機会を設けていきたいと話しています。