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  1. 2020年7月に水野・佐藤研究室の鳥島健太さん(大学院総合理工学研究科工学専攻 電子情報システム工学分野)(2020年3月修了生)が電気学会優秀論文発表賞を受賞
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2020年7月8日(水)

2020年7月に水野・佐藤研究室の鳥島健太さん(大学院総合理工学研究科工学専攻 電子情報システム工学分野)(2020年3月修了生)が電気学会優秀論文発表賞を受賞

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2020年7月に、水野・佐藤研究室の鳥島健太さん(大学院総合理工学研究科工学専攻 電子情報システム工学分野)(2020年3月修了生)が電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

本賞は35歳以下の若い研究者、技術者の中から優れた論文発表を行った方を毎年選出して表彰する制度です。

本研究は、平角銅線の交流銅損を低減する磁束経路制御技術を提案するものです。
電気機器の小型化・高効率化を両立するために、駆動周波数の高周波化と交流損失の低減が検討されています。回路では銅線で発生する銅損が支配的となります。論文では、占積率の高い平角銅線に注目し、磁束経路制御技術を用いた銅損低減を検討しました。シミュレーション検討の結果、表皮効果と近接効果との割合によって磁束経路制御技術の最適条件が変化することを確認しました。また、駆動周波数1 MHzの銅損が約81%低減することを確認しました。

受賞対象となった研究は以下の通りです。 
「磁束経路制御技術による平角線の銅損低減」
鳥島 健太、山本 達也、金野 泰之、川原 翔太、卜 穎剛、水野 勉
電気学会マグネティックス研究会 MAG-19-008, 2019