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  1. 第28回MAGDAコンファレンスin大分において大学院総合理工学研究科工学専攻電子情報システム工学分野2年鈴木樹さん(水野・佐藤研究室)がMAGDA優秀講演論文賞を受賞
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2019年11月12日(火)

第28回MAGDAコンファレンスin大分において大学院総合理工学研究科工学専攻電子情報システム工学分野2年鈴木樹さん(水野・佐藤研究室)がMAGDA優秀講演論文賞を受賞

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令和元年10月30日~31日にホルトホール大分(大分県)で開催された、第28回MAGDAコンファレンスin大分において、水野・佐藤研究室の鈴木樹さん(大学院 総合理工学研究科 工学専攻 電子情報システム工学分野 2年)がMAGDA優秀講演論文賞を受賞しました。

本賞は、コンファレンスの中で優れた論文発表を行った学生・若手研究者に授与されるものです。

本研究は、超高速回転モータとして今までにない新しいモータを提案するものです。

現在、ターボチャージャーや掃除機など100,000rpmを超える超高速モータが求められています。しかし、超高速領域ではモータのコアに用いられる電磁鋼板で発生する鉄損が大きいことや、永久磁石の磁束が巻線に鎖交することによる交流銅損などの損失が大きいといった課題があります。そこで、筆者らは超高速化に対応する技術として、埋込巻線形同期モータを提案しました。本モータは固定子ティースを取り除き、代わりに低鉄損の磁性コンポジット材料でモータ巻線を埋め込んだ構造です。磁束を磁性コンポジット材料内に通すことで、鉄損と巻線内の渦電流損(交流銅損)とを低減することが可能となります。

受賞対象となった研究は以下の通りです。

「超高速回転における交流損失を低減する埋込巻線形同期モータ 」

○鈴木樹*1、楡井雅巳*2、堀内学*1、佐藤光秀*1、卜穎剛*1、水野勉*1
*1 信州大学、*2 長野工業高等専門学校