2018年7月13日(金)
信州大学工学部建築学科 学生チームが、"The 10th Inter-University Invitational Civil Engineering Competition(IUICEC)"において"Excellent Architectural Design Award"を受賞しました。
2018年6月26日から30日にかけて、中国、マカオ大学で開催された学生設計コンペティション“The 10th IUICEC”にて、信州大学学生チームが、“Excellent Architectural Design Award”を受賞しました。工学部建築学科3年生、榊原健晃さん、合田貴紀さん、鈴木彩乃さんが同学科遠藤助教の引率・指導の下、参加しました。
このコンペは、アジア太平洋の大学で土木工学を学ぶ学生たちに、学術的交流を与える場として、始まりました。2年に一度開催され、最初の大会は2000年に北京、清華大学で開かれました。日本の大学がこのコンペに招待されるのは今回が初めてです。
第10回大会では、大学ランキングトップクラス常連の大学から15のチームが参加しました。なかには、清華大学、香港大学、香港城市大学、香港科技大学、モナシュ大学、シンガポール国立大学が含まれます。
コンペの題目は、曲線橋モデルの作成でした。それぞれのチームは2日半かけて、主催者から与えられた材料と道具だけを使いモデルを制作しました。最終日には、生徒たちがプレゼンテーションと実験を行いました。実験は2項目からなり、1つ目のテストでは、鉄板の重りが橋桁の中央にぶら下げられ、2つ目のテストでは、橋の上に鉄球を転がしました。各チームはこれら2つのテストから得た得点と、プレゼンテーション、模型のデザインの美しさで評価されました。次回のコンペは中国、ハルビン工科大学で2020年に開催されます。