2018年6月6日(水)
台湾の国立曁南国際大学の視察団が信州大学を訪問
平成30年6月1日、台湾の国立曁南(きなん)国際大学から、江大樹教授(国立曁南国際大学副学長、教務部長、水沙連人文イノベーション・社会実践研究センター長)ら17名の視察団が信州大学を訪問し、濱田州博学長らと交流しました。
国立曁南国際大学は、台湾中部の南投県にある国立大学です。台湾の教育政策上、「大学の協力による地方ガバナンス」が重視されるようになったことから、日本の大学における地方創生事例の視察のために、金沢大学、福井大学とともに信州大学が訪問先として選ばれました。
一行は、松本キャンパスにある中央図書館の施設を見学した後、中央図書館内のセミナールームにて濱田学長らとの情報交換を行いました。
信州大学は「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」、「地(知)の拠点大学における地方創生推進事業(COC+事業)」の取り組みについて説明し、国立曁南国際大学は地域ガバナンスを専門に行う「水沙連人文イノベーション・社会実践研究センター」の取組等を紹介、お互いの取り組みに対し質問が飛び交う、活発な意見交換が行われました。
江教授は「私たちの地域の課題と、信州大学の地域の課題には多くの共通点があり、信州大学の事例を通じて本学の取組も一層進んでいくのではないかと感じている。他の教員や学生にも信州大学を紹介したい。」と述べ、また「2月には美しい山桜が咲くので、ぜひ見に来ていただければ」と相互の交流を呼びかけました。濱田学長も「これをきっかけとしてよい交流を続けていければ」と話し、今後の交流が期待される意見交換となりました。