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トピックス

  1. 講演会「Society5.0の実現に向けて」を開催
社会連携
2017年5月23日(火)

講演会「Society5.0の実現に向けて」を開催

信州大学学術研究・産学官連携推進機構等は5月15日(月)、「Society5.0の実現に向けて」と題した講演会を開催しました。サイバー空間とフィジカル空間(現実空間)が融合した新たな経済社会を意味する「Society5.0」をテーマとした同講演会は、信州大学長野(工学)キャンパスをメイン会場に、松本・長野(教育)・伊那・上田キャンパスと諏訪圏サテライトキャンパスへの中継も行われ、企業・行政関係者や大学関係者など87人が出席しました。
中村宗一郎信州大学理事による開会挨拶の後、「Society5.0」の概念や視点、政策動向、産業界の動きについて、内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)付企画官(社会システム基盤担当)の板倉輝幸氏よりご講演があり、第4次産業革命を踏まえた人間中心の社会像として「Society5.0」のコンセプトが示されました。また、「地域に関しては課題が表面化している部分もあり、課題の解決にむけた取り組みも進められると思う」と、地域の大学や産業界へ期待が寄せられました。
講演後の質疑応答では、「industry4.0」と「Society5.0」の違い、基盤技術が対象とする領域、「Society5.0」を担う人材の育成、研究開発型ベンチャーへの切れ目のない支援などについて質問がありました。なかには、人文知を織り込む必要性に関する質問もあり、企業・行政関係者から大学関係者まで様々な立場と分野から活発な質疑が交わされました。
最後に山田総一郎信州大学理事より、まとめと閉会の挨拶があり、講演会は盛会のうちに締めくくられました。

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板倉輝幸氏の講演

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講演会はSUNSにより各キャンパスに配信されました