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今年度は、昨年度に続き、『信州のファーストペンギン（※）...夢を拓くイノベーターたち』 がテーマです。

医学部小児医学教室の中沢洋三教授が取り組むのは、手術・抗がん剤・放射線に続く第4の治療法として注目される免疫細胞療法の中でも、本学で独自に開発した「非ウイルス遺伝子改変CAR-T細胞療法」。
アオムシ由来の酵素に着目した画期的な研究の背景には、アメリカ留学を経て得た知見がありました。
最先端のがん治療により、難治性がんと闘う子どもたちの未来をつくろうとする中沢教授の熱い思いに迫ります。

（※）ファーストペンギンとは、集団で行動するペンギンの群れの中から、最初に大海に飛び込む勇気ある1羽。転じて、リスクを恐れず果敢に挑戦するイノベーターへの敬意をこめて、米国では「ファーストペンギン」と呼んでいます。