2025年11月11日(火)
廣瀬ちひろさんが令和7年度日本応用糖質科学会東日本支部ミニシンポジウムにおいて優秀ポスター賞を受賞
令和7年11月8日、宇都宮大学陽東キャンパスにて開催されました令和7年度日本応用糖質科学会東日本支部ミニシンポジウムにおいて、工学部物質化学科4年生の廣瀬ちひろさん(生物化学研究室所属)が、優秀ポスター賞を受賞しました。
受賞した研究発表は、「異なる酢酸菌株におけるアセタンの構造および合成遺伝子の比較解析」(連名者:信州大学 丹和磨、天野良彦、水野正浩 )となります。
本研究では、酢酸菌が生産する水溶性菌体外多糖であるアセタンに着目し、酢酸菌属間におけるアセタンの構成単糖組成の違いと、アセタン合成関連遺伝子との関係を調べました。その結果、多くの菌株においてアセタン様の水溶性菌体外多糖の生産が観察できたものの、その組成構成単糖には違いがあることと、これまでに報告されているアセタン合成関連遺伝子群はもたず、新たな合成関連遺伝子群をもっている菌があることを明らかにしました。