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  1. タイ・チュラロンコン大学にサテライトオフィス 及び ARG-PPC Joint Water Research laboratoryを設置
国際交流
研究
2025年10月22日(水)

タイ・チュラロンコン大学にサテライトオフィス 及び ARG-PPC Joint Water Research laboratoryを設置

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開所式の様子

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研究交流合意署名式の様子

2025年10月7日、大学間学術交流協定校のタイ・チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)において、信州大学サテライトオフィス・ARG-PPC Joint Water Research laboratoryの開所式が行われました。

チュラロンコン大学とは、2013年に大学間学術交流協定を締結し、学生の相互派遣や研究室交流、オンライン国際共修授業の実施、同学主催の国際シンポジウムへの参加など、活発な教育・研究交流を積み重ね、この度のサテライトオフィス設置に至りました。

2020年からは、アクア・リジェネレーション機構手嶋教授を中心とした研究チームとChulalongkorn大学 Petroleum and Petrochemical College(PPC)との間で、さまざまな材料研究で協働を推進しており、特に、水、環境、エネルギー問題に資する材料開発を協働実施してきました。水処理、バッテリーおよびバイオマス・リサイクル分野での教育研究交流を更に発展させるため、「ARG-PPC Joint Water Research Laboratory」を同日付で設置し、これら多様な活動をより一層推進してまいります。本サテライトオフィスの設置を機に交流分野が拡大し、共同研究および論文投稿、研究資金の共同申請など、今後の協力のさらなる発展が期待されます。

また同日、チュラロンコン大学 PPCを含む4機関(Aquatic Resources Research Institute, Faculty of Science, Excellence Center on Hazardous Substance Management,)と信州大学ARGの研究交流合意の署名式を行いました。この合意により、更なる研究の協働、加速が期待されます。

本件は、2023年12月に本学が採択された「文部科学省 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」を契機として、本学が重点的に取り組んでいるアクア・リジェネレーション(ARG)分野の活動の一環です。
本事業では、信州大学が強みとする世界トップレベルの材料研究を核に、水の浄化や水由来のグリーン水素エネルギーといった革新的技術を活用し、循環型・地産地消型の持続可能なエコシステムを「アースポジティブ」な取り組みを通じて構築することで、人々の命と豊かな暮らし、産業を支え、ひいては経済成長と地球再生の両立を目指しています。