タイ・チュラロンコン大学にサテライトオフィス 及び ARG-PPC Joint Water Research laboratoryを設置
2025年10月7日、大学間学術交流協定校のタイ・チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)において、信州大学サテライトオフィス・ARG-PPC Joint Water Research laboratoryの開所式が行われました。
チュラロンコン大学とは、2013年に大学間学術交流協定を締結し、学生の相互派遣や研究室交流、オンライン国際共修授業の実施、同学主催の国際シンポジウムへの参加など、活発な教育・研究交流を積み重ね、この度のサテライトオフィス設置に至りました。
2020年からは、アクア・リジェネレーション機構手嶋教授を中心とした研究チームとChulalongkorn大学 Petroleum and Petrochemical College(PPC)との間で、さまざまな材料研究で協働を推進しており、特に、水、環境、エネルギー問題に資する材料開発を協働実施してきました。水処理、バッテリーおよびバイオマス・リサイクル分野での教育研究交流を更に発展させるため、「ARG-PPC Joint Water Research Laboratory」を同日付で設置し、これら多様な活動をより一層推進してまいります。本サテライトオフィスの設置を機に交流分野が拡大し、共同研究および論文投稿、研究資金の共同申請など、今後の協力のさらなる発展が期待されます。
また同日、チュラロンコン大学 PPCを含む4機関(Aquatic Resources Research Institute, Faculty of Science, Excellence Center on Hazardous Substance Management,)と信州大学ARGの研究交流合意の署名式を行いました。この合意により、更なる研究の協働、加速が期待されます。