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お知らせ

  1. 信州大学教育学部附属松本中学校の火災について(お詫びとご報告)
お詫び
2020年6月23日(火)

信州大学教育学部附属松本中学校の火災について(お詫びとご報告)

令和2年6月16日(火)午前9時20分頃、教育学部附属松本中学校(松本市桐1丁目3番1号)の特別教室棟212理科室から出火、一部の壁を焦がしカーテンが熔ける火災が発生し、生徒、教職員は一時的にグラウンドへ避難。生徒に怪我はありませんでしたが、理科室にいた附属中教諭2名が顔や腕に軽い火傷を負う事故となりました。

関係者の皆様と近隣住民の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。

6月19日に警察等の事情聴取が終わり、学部から火災の報告があがりましたので、ご説明いたします。原因につきましては、授業準備中の事故ではなく、消毒液の取扱いにおける不備だったことがわかりました。変色した消毒液を再利用しようと蒸留した際に、気化したエタノールが漏れ引火しました。教職員の初期消火により消し止められましたが、その際、火傷を負ったものです。

この火災について、生徒や保護者の皆様、近隣住民の皆様はもとより、原因が授業の準備とみられる旨をお伝えしたことで、教育関係機関の皆様にもご心配をおかけしたことに対して、重ねてお詫び申し上げます。

本学は、この火災の発生を深く反省し、これらのことを踏まえて消毒液の取り扱いについては、蒸留の行為を禁止し、変色したものは廃棄することを徹底するなど、学内の改定後のマニュアルを遵守するとともに、これまで以上に、防火対策・安全対策を徹底し、再発防止に取り組んでまいります。
引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


                                  
令和2年6月23日     
国立大学法人信州大学長 
    濱 田 州 博