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大学院

教育学研究科(修士課程・教職大学院)

学校教育専攻(修士課程)

学校教育専攻では,学校教育,臨床心理に関して,臨床現場に対する具体的な課題意識を明確に持ち合わせ,修得した高度な専門性と経験した多様な実践とを有機的に往還させながら,臨床現場において指導的な立場に立つことのできる高度な教育専門職業人を育成します。
修了者には,修士( 教育学) の学位が授与されます。
学校教育専攻には,「学校教育専修」,「臨床心理学専修」及び「教科教育専修」の3専修があります。

学校教育専修

学校教育に関わる専門家養成のために,現代社会における教育問題の解決に資する臨床的・教育実践的な研究を行うことのできる研究・教育体制を整え,教育学,教育心理学,障害児教育学,幼児教育学の各領域における最先端の研究に従事する教員が教育課程を編成しています。

臨床心理学専修

日本臨床心理士資格認定協会が認定する第1 種指定大学院として,臨床心理に関わる専門家を養成することを目的としています。このために,現代社会に求められる心理的諸問題の解決に資する研究を行うことのできる研究・教育体制を整え,臨床心理学の各領域における最先端の研究に従事する教員が,専攻の研究・教育目的の実現のための教育課程を編成しています。

教科教育専修

国語教育,社会科教育,数学教育,理科教育,音楽教育,美術教育,保健体育,技術教育,家政教育,英語教育の10 分野があります。各教科の教育内容の基盤としての個別諸科学と各教科教育学の有機的な関係を中心とした研究の充実を図れるような研究・教育体制を整え,個別諸科学及び各教科教育学の各領域において最先端の研究に従事する教員が教育課程を編成しています。

取得できる専修免許状

取得には,対応する第一種免許状を有していること又は第一種免許状の必要単位数を修得していることが必要です。詳しくはお問い合わせ下さい。

※1 特別支援教育に関する専門教育科目を,24 単位以上修得した場合
※2 教科教育専修では,修了要件とは別に単位を修得することで,小学校教諭専修免許状及び幼稚園教諭専修免許状を取得することが可能です。ただし,取得するには,指導教員と相談しながら綿密な履修計画を立てる必要があります。

高度教職実践専攻(教職大学院)

学校現場をフィールドとした授業やチーム演習を中核としながら,学校における教育課題を多面的にとらえ,具体状況に応じた指導のあり方や実践の省察を深化させる指導を重視します。

現職教員の院生も含めて学生同士が学び合う時間を確保するために,土曜日等の集中講義や夜間授業も行い,全ての授業において専門分野の異なる教員が複数で学生を指導します。

高度教職実践専攻(教職大学院)では,学部教育の理念である「臨床の知」をさらに深化させ,学校現場で求められる専門的知識と,思考力・判断力・表現力等を育成する学びをデザインできる指導力,多様な教育課題に柔軟に対応できる力を持った省察的実践家としての教員を育成します。また,授業改善や学校改革のために,様々な 立場の人と協働しながら学校現場の抱える多様な課題を解決できる能力やマネジメント能力を持った中核的教員を育成します。
高度教職実践専攻には,「教職基盤形成コース」及び「高度教職開発コース」の2コースがあります。

教職基盤形成コース

学部段階での資質能力を修得したもの(教員免許保有者) の中から,さらにより実践的な指導力・展開力を備え,新しい学校作りの有力な一員となり得る教員を養成します。

高度教職開発コース

地域や学校における指導的役割を果たし得る教員等として,不可欠である確かな指導理論と優れた実践力・応用力を備えたスクールリーダーを養成します。

取得できる専修免許状

取得には,対応する第一種免許状を有していること又は第一種免許状の必要単位数を修得していることが必要です。詳しくはお問い合わせ下さい。

教員一覧

青木 一

青木 一

教育経営学

学級経営や学校づくりに関する今日的・実践的な課題を通し,学校経営改革における管理職のリーダーシップや学校組織マネジメントの研究を行っています。
拠点校等では,それぞれの課題に向き合い,学校・学級経営の全体構造と教師の役割を理解したり,同僚性の活性化や学校運営の改善を目指したりするためのストラテジー(方略)を議論したいと思います。

畔上 一康

畔上 一康

教師教育学

授業づくりや学級経営を中心に,実践と省察の往還を通して,技術や方法の背景にある子ども観や授業観等,教師の《観》の変容に注目して研究を行っています。実践に始まり実践に還る,借り物でない専門職としての教師の学び(実践知),その学びを育む学校組織を,共に考え編み直していきましょう。

市川 公明

市川 公明

学級経営, 教師教育

「学校が楽しい」「友だちともっともっと学び合いたい」私たち教師は,いきいきと,今を精一杯に生きる子どもたちの姿に出会いたいと願っています。子どもと子どもをつなぎ,学びの空間を生み出す専門職としての教師のありようを,省察を通して考え合っていきましょう。

大藪 勝

大藪 勝

学級経営, 教師教育

教育現場において,子ども・材・教師の3つの関係に着目し,本質に迫る授業の創造を求めて研究しています。材を通して子どもを理解し,子どもを通して材の価値を更新しながら日々を振り返る教師の在り方と,そんな教師と共に暮らす子どもの学びについて,一緒に考えることが出来たらと思います。

上村 惠津子

上村 惠津子

学校心理学, 特別支援教育

障害児教育や学校心理学をベースに苦戦している子どもへの支援やコンサルテーションに関する実践・研究を行っています。一人ひとりの子どもを丁寧に理解することは,その周辺の人的・物的環境を理解することにもつながります。日々の実践をそんな視点から検討し合うことができればと思っています。

酒井 英樹

酒井 英樹

英語教育学, 第二言語習得

学習者の英語習得のプロセス,教室内のインタラクションの分析を行っています。英語による言語活動の質や英語のコミュニケーション能力の獲得の点から,学びを大切にした指導の在り方(目標設定,教育方法,内容,評価など)を追究します。

茅野 公穗

茅野 公穗

数学教育学, 科学教育

子どもたちの活動を,数学的活動の質など数学教育学の立場から研究しています。子どもたちの確かで豊かな学びを実現するために,小1から高1までの 10年間の学びを視野に入れて,目的,内容,教育方法,評価の観点から授業づくりすることができるようにしたいと思います。

西 一夫

西 一夫

国語教育学, 古典文学教育

国語科教科書を中心にした教科書研究・教材開発の研究を行っています。児童生徒の学びの手がかりとなる教科書分析を通して,教材の形態や学びの内容を検証し,新たな学習活動の提案や教材の発掘・再評価を行います。また重複教材の系統的・螺旋的な授業づくりの方法についても実践的な検討を行います。

林 寛平

林 寛平

比較教育学, 教育政策学, 教育行政学

北欧の教育を中心に,世界の改革動向を研究しています。PISA などの国際学力調査が各国の政策に強く影響するようになり,世界中の学校が標準化に向かっています。一方で,教育は地域の歴史や文化,制度に応じた固有の営みでもあります。教師や学校はこの違いをどう考え,多方面からの要求にどう向き合えばいいのでしょうか。世界的な潮流と具体的な事例を突き合わせ,未来の教育の在り方を一緒に考えましょう。

伏木 久始

伏木 久始

教育方法学, 教師教育学, カリキュラム開発

学校教育で一般的に行われている一斉画一型授業とは異なる個に応じた教育方法(オルタナティブ教育)を,次世代型学習として国際的な視野から研究しています。
学校現場へは,生活科や総合的な学習の授業づくりやアクティブ・ラーニングに向けた授業研究,特別活動の指導や各種ワークショップ型研修の講師として出かけています。教える側の論理よりも,学ぶ側の論理で授業を問い直す機会を提供したいと思っています。

三崎 隆

三崎 隆

臨床教科教育学, 理科教育学

私たちの研究室は,全国各地の小中高における二重括弧の学び合いのアクティブ・ラーニングによる出前授業の授業実践を基に,小中高校の教員とともに,学校教育における教科のアクティブ・ラーニングの実践に向けた臨床的教育研究に取り組んでいます。そこでは,学校教育の教科における教育課題について,児童生徒の学びの有効性をエビデンスに,ナラティブかつクリニカルな視点から臨床学的にアプローチし,量的分析に加えて質的に詳細に分析しながら授業実践の有効性を議論し解明していく実践的な教育研究に取り組むことができます。したがって,ここでの 2 年間に,見かけだけのアクティブ・ラーニングに終わることなく,真のアクティブ・ラーニングに変革させていく理論と実践を実際的に往還できる学校現場の授業実践の機会と場を提供します。

谷塚 光典

谷塚 光典

教師教育学, 教育工学

教師教育(特に教員養成)における教職eポートフォリオの活用について研究しています。チームでのカンファレンスや教職eポートフォリオでの自己評価・相互評価を繰り返すことで,省察が深化していきます。学校課題や自己課題の解決のための実践と省察に関わりながら,学び続ける教員を支えていきたいと考えています。

油井 幸樹

油井 幸樹

科学教育, 数学教育, 教育経営

義務教育9カ年の担任を経験し,発達段階に応じた教育内容と教育方法を学んできました。しかし,教育は経験に基づくといっても,すべて経験が正当性を持つわけでなく,経験を理論というふるいにかけることが大切だと考えています。実践と理論を往還させながら目の前の子どもために何ができるかを共に考えていけたらと思っています。

北田 愛治

北田 愛治

学校経営

論語「信なくば立たず」の言葉が示すように,最も重要なものは「信頼」である。信頼される学校経営,学級経営,教科指導,生徒指導のあり方について一緒に考えていきたいと思います。
教師と子ども,教師と保護者,子ども同士,子どもと保護者が「信頼(つながっている)」ことが実感できる教科指導,生徒指導,学級経営,学校経営のあり方や相互の関係,生徒指導上の課題への対応,学校組織のあり方等について様々な実践やお互いの経験をもとに,熟議を通して深めていきたいと思います。

鈴木 大三

鈴木 大三

学級経営, 生徒指導

図工・美術において、思考・判断・表現する創造活動のあり方や題材開発について研究しています。題材の選定にはさまざまな要素がからんできます。児童や生徒の中に”問い”を生み出し、追及する喜びが味わえ、確かな力がつく素材は、どう選び出せばよいのでしょうか。ともに学びあいましょう。

高度教職実践専攻(教職大学院)のよくあるご質問

高度教職実践専攻(教職大学院)について

どちらの専攻に出願するか悩んでいます。学校教育専攻との違いは何ですか。
学校教育専攻が主として大学をフィールドとし,臨床的・教育実践的な研究を深めるのに対し,高度教職実践専攻では学校現場をフィールドとし,理論・実践・省察を往還させる授業を行います。
また,学校教育専攻では修士論文の執筆を課しているのに対し,高度教職実践専攻では2年間の実習の記録と省察を積み重ねた実践研究報告書を作成する点が大きな違いです。
教職基盤形成コースと高度教職開発コースの違いは何ですか。
教職基盤形成コースと高度教職開発コースの違いは何ですか。 教職基盤形成コースは主として新しい時代に対応できる新人教員養成を目指すコースです。このコースの学生は信州大学教育学部附属学校園を拠点校とし,日常的に附属学校で参観や実習を行いながら実践知を身につけていきます。
高度教職開発コースはスクールリーダーの養成を目指すコースです。現職の教員が志願する場合,教員としての身分を保有したまま入学することになります。この場合,所属する勤務校が拠点校となり,日常的には所属校で勤務をしながら,特定曜日の午後,あるいは休日に行われる授業に参加します。
在籍する院生は,教職基盤形成コースは学部を卒業後すぐに大学院へ進学した学生(ストレートマスター)が多く,高度教職開発コースは現職教員が多いです。

高度教職実践専攻(教職大学院)の授業形態等について

拠点校方式について具体的に教えてください。
拠点校方式について具体的に教えてください。 大学院生が日常的に実践を行う学校を拠点校と言います。拠点校となる学校は,信州大学附属学校園もしくは現職教員の院生の勤務校です。拠点校となった学校には担当の大学教員や他の院生が定期的に訪問し,授業の参観やリフレクションなどを行います。自分の拠点校となっている学校での実践だけでなく,同じチームになった他の院生の拠点校へも訪問することで,課題解決の方法を探ります。
学校拠点方式においては,大学教員が専門とする学問体系に即した内容を授業に取り上げるのではなく,学校現場の課題そのものを学習内容に設定しますので,当然ながら学ぶ場は大学のキャンパス内だけでは限界がありますから,院生が勤務する学校等を拠点校として,そこに大学教員や共に学ぶ院生が出かけていき,協働で問題解決を図ることをしています。
チーム演習はどのような体制で行われますか?また,授業の頻度を教えてください。
チーム演習はどのような体制で行われますか?また,授業の頻度を教えてください。 個々の研究課題と拠点となる地域を考慮し,ストレートマスターと現職教員の院生あわせて6人程度のチームを作り,実践と省察を行います。多面的な考察を行うために,一つのチームに様々な分野の大学教員が付く複数教員指導体制を採っています。
平日に拠点校を訪問するチーム演習は月2回程度,休祝日に大学へ集まる集中講義は月1~2回程度行われています。
公立校に勤務する現職教員です。高度教職開発コースへの出願を考えていますが,現職教員の院生の普段の生活について教えてください。
大学院の授業がある時以外は,所属校で勤務することになります。担任を持つことや,部活動の顧問になることはできませんが,専科やTT,副顧問等の形で学級・学校運営や校務分掌に携わることになります。
私立学校の教員でも出願は可能ですか?
可能です。なお,高度教職開発コースに出願し,現在の勤務校を拠点校とする場合には,勤務や実習の配慮等,所属校での体制づくりが必要になりますので,受験前に必ず本専攻へ事前相談を行ってください。
南信の公立校に勤務している現職教員です。教育学部のあるキャンパスとは離れていますが,現在勤務している学校を拠点校にすることは出来ますか。
本専攻では長野(教育)キャンパスで開講される集中講義や,長野及び松本の教育学部附属学校園及び県内公立校で行うチーム演習などの授業が計画されており,授業の際には広範な移動を伴うことが想定されます。このため,綿密な打ち合わせが必要になりますので,必ず本専攻へ事前相談を行ってください。

専修免許状について

特別支援学校教諭一種免許状を専修免許にすることはできますか。
できません。高度教職実践専攻で取得できる免許状は以下のとおりです。なお,取得には,対応する一種免許状を有していること又は一種免許状の必要単位数を修得していることが必要です。
現在中学校(国語)二種免許状を保有していますが,専修免許にすることは出来ますか。
できません。二種免許状,特別免許状,臨時免許状を本専攻のカリキュラムを履修することで専修免許状にすることはできません。

その他

大学院入試と並行して,教員採用試験も受験しようと考えています。どちらにも合格した場合,採用の時期を先送りできる制度があると聞いたのですが。
長野県教員採用試験に合格した場合,所定の手続きを行うことで最長2年間の採用猶予が認められる制度があります。申請時期や条件など,制度の詳細は長野県教育委員会へお問い合わせください。また,他の都道府県の採用試験を受験する場合も,採用猶予制度がある場合がありますので,受験する自治体の教育委員会へお問い合わせください。

入試情報

PDF 大学院パンフレットを見る

教育学研究科募集要項(PDF)

PDF 平成29年度教育学研究科募集要項

PDF 平成29年度教育学研究科案内


※学生募集要項の郵送及び窓口配付は行いませんので,ご自身でダウンロードしてください。

出願書類

書類をパソコンで作成される場合はWordファイルを,手書きされる場合はPDFファイルをお使いください。

・入学志願票(様式1-1)   Word  PDF

・受験票・写真票(様式1-2)   PDF

・口述試験用調書(様式2)   Word  PDF

・曲目表(様式3)   Word  PDF

・受験承諾書(様式4)   Word  PDF

・研究計画書(様式5)   Word  PDF

・教育実践に関する小論文(様式6)   Word  PDF

・教育実践に関する調書(様式7)   Word  PDF

・所属長(校長)による推薦書(様式8)   Word  PDF

・入学検定料振込依頼書   PDF


(出願資格審査が必要な方のみ)
・出願資格審査調書   Word  PDF

入試問題

過去3年間の入試問題を掲載しております。

お問い合わせ

信州大学 大学院 教育学研究科
電話:026-238-4041(学務係・大学院担当)
アクセス:こちらをご覧ください。

〒380-8544長野市西長野6の口 信州大学教育学部
電話番号等は【お問い合わせ】をごらんください。