学校教育教員養成課程保健体育コース

健やかな心と身体を育む
運動の真の楽しさを追究する

子どもたちの体力低下や運動離れをいかに食い止めるか。現代ほど、子どもたちと体育・スポーツの関係性がクローズアップされる時代はないかもしれません。ボールがうまく投げられない子どもには、どんなふうに教えたらよいのか。スポーツが持つ真の楽しさを伝えるには、どうすればよいのか。体育の授業は、運動ぎらいの子どもたちに運動好きになってもらうチャンスでもあります。保健体育コースでは、子どもが大好きで、スポーツが大好きな、人間味と情熱に溢れた教師の養成を目指しています。

授業紹介

  • 中等体育科指導法演習 イメージ写真

    中等体育科指導法演習

    「子どもたちが待ち遠しく思う体育授業」を合言葉に、学生同士が教師役と子ども役を演じる模擬授業を行います。よりよい授業の実現に向けて、子どもの目線から活発な議論を行います。

  • 剣道 イメージ写真

    剣道

    この授業では、伝統的な文化である剣道の技を習得するとともにその指導法を学び、教師として生徒たちに正しい剣道を伝えることができるようになることを目指しています。

  • 陸上競技 イメージ写真

    陸上競技

    陸上競技の走跳投の種目の練習と記録測定を通じて、陸上競技の基礎的技能を習得すると共に、指導方法の一端を理解し、陸上競技の特性に触れる経験から、将来的な指導力の基礎を育みます。

カリキュラム

  • 1年次

    基礎的・入門的内容である「体育学基礎」や「スポーツ・体育学入門」を通して、体育・スポーツに関する幅広い興味・関心を育みます。

  • 2年次

    「中等保健体育科指導法基礎」を軸に授業づくりについて学びながら、教科指導の基盤となる理論・知識を習得する授業科目を履修していきます。

  • 3年次

    学校体育で取り扱われる各種の実技系科目を通して実技能力を高めるとともに、児童・生徒にそれらを指導する際のポイントを学びます。

  • 4年次

    所属研究室で「卒業研究」に取り組みます。よりよい保健体育の授業の実現に向けて、先進的かつ独創的な切り口で、各自の研究課題に取り組みます。

教員紹介

メッセージ

子どもたちに様々な運動の楽しさ・面白さを伝えたい

子どもの運動を支える仕事に就きたいと思い、本コースを志望しました。授業では、運動におけるいろいろな専門領域の先生から、講義や実技を通して、子どもに寄り添った体育の授業づくりや指導方法を学んでいます。運動指導に関する幅広い知識の習得やICTを活用した授業は、私たちの視野を広げ、魅力ある運動活動の可能性を体験することができます。様々な学びを通して、仲間と共に成長を実感できる素晴らしい場所です。

インタビュー写真

保健体育コース 3年
(長野県諏訪清陵高等学校出身)

百瀬 優さん

※在籍する学年および内容は令和5年度当時のものです