学校教育教員養成課程特別支援教育コース
授業紹介
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障害児臨床学実習
個別の児童生徒の障害実態を把握するための、発達検査、観察法による行動分析、感覚誘発電位等の様々な技法を習得します。特別支援学校での参加参観等も行いながら学びます。
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障害児研究法実習
障害児や特別支援教育の研究方法には、調査、実験、臨床など様々な方法があります。特別支援教育コース教員のオムニバス授業により、これらの研究方法を実習を通して学びます。
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病弱児の心理・生理・病理
病弱児の理解は全ての学校現場で重要です。小児がん、腎臓病、てんかん、心の病などの様々な病気を身体や脳の仕組みと共に理解します。また病気と向き合う子どもの心理面の課題を理解し支援する視点を学びます。
カリキュラム
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「特別支援教育ゼミナール(前期)」「特別支援教育総論(後期)」を通して、特別支援とは何か?を知り、また体験的に学びます。
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知的障害、病弱、肢体不自由についての知識を習得し、また臨床実習を通して子どもたちが直面する課題や支援のあり方を学びます。
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一人一人に合わせた教育を実現する上で必要なアセスメント技法や支援技術を習得します。後期からは各々の課題意識に基づき専門ゼミを選択します。
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特別支援学校での教育実習を行います。また、卒業研究を通して、各々が自分なりの専門性を身に着けていきます。
教員紹介
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楠見 友輔
特別支援教育学、教育方法学、教育心理学
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下山 真衣
障害児者心理学
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宮地 弘一郎
障害児生理心理学
メッセージ
信州で特別支援教育を学びたい人に最適
信州で特別支援教育を学びたいと思い志望しました。現在は、特別支援学校教諭として教育に携わることを目標に、指導・支援方法や研究法について学んでいます。本コースでは、2年生から子ども達と活動する機会があります。この活動を通して、知識・技術を身に付けるだけでなく、自己研鑽に励むこともできていると感じています。信州で特別支援教育を学びたい人に最適な場だと思います。