お知らせ

お知らせ

2023/05/30

ウプサラ大学留学生が長野小学校で実習を行いました

信州大学とウプサラ大学(スウェーデン王国)は2019年11月に学部間の学術交流協定を締結し、留学生の派遣やオンラインによる国際共修授業(COIL)の開講などを通じて国際交流に取り組んでいます。
2023年4月19日から5月23日の約1カ月間、留学生を1名受け入れました。留学生は、前半の2週間は主に学部の授業に参加し、後半の2週間は主に附属長野小学校で実習を行いました。

全体の様子はこちら



附属長野小学校での8日間の実習


子どもたちは留学生に、「どうして日本に来たの」「身長はどのくらいなの」と、積極的に話しかけていました。子どもたちの目線に合わせながら会話する留学生の姿が見られました。


放課後は、附属小学校の職員会に参加してスウェーデンの学校教育について職員に紹介しました。また「フィーカ(スウェーデンの習慣)」を紹介してもらい、抹茶やリンゴを使った日本のお菓子を食べたりコーヒーを飲んだりしながら職員との会話を楽しみました。


授業を参観するだけではなく、スウェーデンと日本の共通点や相違点について子どもたちと話し合ったり、日本で昔から歌いつがれてきたわらべうたを歌ったりと一緒に活動を楽しみました。


最終日には外国語の授業実践に取り組みました。スウェーデンの習慣である「土曜日のお菓子(Sweden's Saturday-only candy tradition)」について子どもたちと話し合いました。留学生が、「みなさんに質問です。他国から考えると大変珍しい習慣があります。それは、スウェーデンの子どもたちの習慣です。どのような習慣だと思いますか」と子どもたちに問いかけると、「どうして土曜日だけなの。毎日、食べたいのに」、「でも、土曜日になるとキャンディ代がもらえるならラッキーだね」と様々な意見が出ました。子どもたちはスウェーデンの習慣の背景について日本の文化や習慣と比較しながら留学生と話し合いました。
放課後の授業研究会には、教職大学院生、教育学部生、附属小学校職員、学部教員が参加しました。留学生の授業を通して観察された子どもの学びについて、互いの解釈を交わし合う有意義な時間となりました。


子どもたちが感謝の会(サンクス・パーティー)を企画しました。留学生は子どもたちとジェスチャーゲームやジャンケン大会を楽しみました。最後は、子どもたち一人一人から手紙を受け取りました。
留学生は、子どもたちに感謝の言葉を伝え「なぜ自分が教師になりたいと思ったのか」を語りました。
「教師という仕事に誇りを感じています。それは、次世代を担う子どもたちの成長に関わることができる重要な仕事だからです。私は、みなさんと過ごせたことを幸せだと感じています。さらに教師になりたいというモチベーションが上がりました。ありがとう」
子どもたちから大きな拍手が沸き起こりました。


附属長野小学校での8日間の実習を終えて
今回の実習は、教育学部、教職大学院、附属小学校の連携による「教員養成のためのカリキュラム編成」としての初めての試みでした。この実習を通して留学生だけではなく、小学校の子どもたち、教育学部のチューター、教職大学院生、そして私たち教員にとっても大きな学びを得る機会となりました。支えてくださった皆様に感謝申し上げます。(実務家教員 大畑健二)


1123.png

お知らせ