お知らせ
2022/04/07
教育学部スポーツ科学教育グループの友川幸准教授が執筆した論文2本がPediatrics International誌の年間最多引用論文(2020-2021)に選出されました
教育学部スポーツ科学教育グループの友川幸准教授が執筆した以下の2本の論文が、Pediatrics International誌の年間最多引用論文(2020-2021)に選出されました。
論文1
Sustainable human resource training system for promoting school health in Japan,
Sachi Tomokawa,Kimihiro Miyake,Takashi Asakura, Pediatrics International, 2020 Aug;62(8):891-898. doi: 10.1111/ped.14292.
論文2
School health promotion in South-East Asia by Japan and partners, Crystal Amiel M. Estrada,Ernesto R. Gregorio Jr,Kethsana Kanyasan,Jeudyla Hun,Sachi Tomokawa,Maria Corazon Dumlao,Jun Kobayashi, Pediatrics International, 2020 Sep;62(9):1029-1038. doi: 10.1111/ped.14284.
近年、開発途上諸国では、学童期の子どもたちのより良い学びと成長発達のために、学校保健活動の重要性が注目されています。また、学校での保健活動の推進のカギの1つとして、それに携わる人材の養成が開発途上諸国の共通課題となっています。さらに、日本は過去20年間、実践と研究の双方の側面から、開発途上国での学校保健活動の普及を継続的に支援しています。論文1では、日本の学校保健に関わる人材養成の仕組みとその特徴についてレビューし、開発途上諸国で学校保健に関わる人材を持続的に養成する仕組みを構築する際に重要となるポイントを指摘しています。論文2では、東南アジア地域における日本の学校保健支援の歴史をレビューし、それらの支援が、フィリピン、ラオス、カンボジア、タイでの学校保健の発展にどのように貢献したか、また現在の課題は何かを明らかにしています。友川准教授は、これまでの研究成果を基に、ラオス及びタイでの事例報告を担当しました。昨今の新型コロナウイルス感染症の蔓延下においては、国際社会において、子どもたちの健康を守る学校保健の活動の意義と重要性が再認識されつつあります。上記2つの論文は、今後の開発途上国での推進に必要となる人づくりと、国際的な連携(パートナーシップ)について言及しており、学術的にも評価されました。