食品・農業

カテゴリ 出展年度 イベント名 テーマ 所属 氏名 概要 SDGs 詳細
食品・農業 2023 アグリビジネス創出フェア2023 農Xプロジェクトの概要および成果紹介 アグリ・トランスフォーメーション推進室

信州大学が強みとする材料研究等の研究シーズを農・食産業へと展開し、組織的な異分野融合研究と地域自治体・企業等との高密度な連携を創出することにより、長野県等における地域農林畜産業の課題解決を行うことを目的としている。今回は、地域と連携した課題解決に向けたプラットフォーム作り、材料研究等を農に展開したプロジェクトの成果、地域の課題解決を担う人材育成に関する取り組み等を紹介するとともに、研究成果の社会実装や普及展開に資するパートナー探索等に結び付けるため、ポスターやサンプル品等による事業紹介を実施する。

PDF 詳細
低炭素・エネルギー 電子・情報・通信 食品・農業 2023 アグリビジネス創出フェア2023 食・農産業の先端学際研究開発プラットフォームの取組み 食・農産業の先端学際研究開発プラットフォーム

液密亜臨界制御技術、ソルガムを軸としたカスケード型脱炭素社会の実現の取組

PDF 詳細
医療・健康・福祉 食品・農業 2023 アグリビジネス創出フェア2023 プロアントシアニジンの合成と抗腫瘍・免疫調節・炎症抑制・抗ウイルス作用の活用 農学部 動物資源生命科学コース 田中 沙智 准教授

少子高齢化社会を迎え健康維持・増進により疾病を予防し、病気の進行を遅らせ,寿命に至るまでの生活の質(QOL)を維持する「健康長寿」をいかに実現するかが、重要な課題となっている。長野県は全国でトップレベルの健康長寿を誇り、健康長寿のモデル地域になり得るため、健康長寿に資する特徴的食品素材の機能性を科学的に実証することが期待される。我々は、生活習慣病の予防と免疫調節作用に関連する食品素材として、ブドウやリンゴ、小豆等に含まれるプロアントシアニジンに着目している。具体的には純度の高いプロアントシアニジン各種重合体の製造、プロアントシアニジン類の抗腫瘍作用、免疫調節作用、抗ウイルス作用、炎症抑制作用等の研究成果を挙げており、今後は実用化につなげたい。

PDF 詳細
電子・情報・通信 食品・農業 2023 アグリビジネス創出フェア2023 電波法に準拠した動物専用周波数帯を用いた放牧牛の監視システム 農学部 動物資源生命科学コース 竹田 謙一 准教授

電波法に準拠した動物専用周波数帯を用いた放牧牛の監視システムについて紹介する。

PDF 詳細
アグリ・バイオ マテリアル・ナノテク・リサイクル 食品・農業 2023 nano tech 2024 バイオエコノミー促進を目指したきのこからの新材料創出 工学部 物質化学科 田川 聡美 助教

私たちは、キノコの子実体から菌糸繊維を抽出する新しい方法を開発し、今まで廃棄されてきた未利用バイオマスを原料として高付加価値の新材料を創出することに成功しました。この新素材は、これまで報告されてきた子実体由来の素材とは異なり、菌糸体構造を維持した全く新しい素材です。この新素材は、優れた変形性を示し、例えば化粧品や3Dプリンター用の食用可能な材料など、幅広い商品への応用が可能となります。

9.産業と技術革新の基盤をつくろう産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを住み続けられるまちづくりを PDF 動画 詳細
環境保全・浄化 食品・農業 2023 大学見本市2023~イノベーション・ジャパン 土づくりのためのアーバスキュラー菌根菌の培養・貯蔵技術 農学部 植物資源科学コース 齋藤 勝晴 教授

【技術概要】
アーバスキュラー菌根菌(AM菌)は植物のリン吸収を助ける共生菌です。AM菌は、微生物資材として農業利用されていますが、その増殖には植物との共培養が必要です。私達は、AM菌にミリスチン酸を投与すると、AM菌が単独で増殖することを発見しました。しかし、低温貯蔵で胞子の発芽活性が失われることが課題でした。この問題を脂肪酸の混合投与で解決しました。
【想定される活用事例】
・AM菌の製造と流通
・高品質AM菌の製造
・化学肥料の使用量削減
・AM菌の環境保全型農業への利用
【キーワード】
アーバスキュラー菌根菌、純粋培養、低温、貯蔵、リン、接種、微生物資材、脂肪酸、胞子発芽、環境保全型農業、減肥

PDF 詳細
電子・情報・通信 食品・農業 2022 アグリビジネス創出フェア2022 省電力・長距離通信により低コストで鳥獣対策とスマート農林業を実現 農学部 植物資源科学コース 渡邉 修 准教授

農林業を基幹産業とする地域ではイノシシやニホンジカなどによる鳥獣被害が多発しており、罠による捕獲が進められているが、罠の見回り業務が大きな負担となっている。LPWAは免許不要の920MHz帯を用いた特定小電力通信によって、山地帯での長距離通信を可能にする。地域内に中継局を設置し、複数の端末を紐付けすることで低コスト運用ができ、携帯電話通信圏外で独自通信サービスを展開できる。LPWAの罠センサーの活用に加え、気象庁検定雨量計のパルス信号をLPWAで通信することで、通信が困難な山地帯で長期間運用可能なLPWA雨量計の実用化も行った。信州大を中心に地元自治体と研究チームを構築し、この技術を他の自治体へ展開するための情報交換を進め、持続的農林業の推進や気象データ収集に貢献できる新たなサービスを探索している。

PDF 詳細
医療・健康・福祉 食品・農業 2022 アグリビジネス創出フェア2022 ブドウ・リンゴ・小豆等に含まれるプロアントシアニジン(植物ポリフェノール)の製法と機能性 先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所 真壁 秀文 教授

少子高齢化社会を迎え健康維持・増進により疾病を予防し、病気の進行を遅らせ,寿命に至るまでの生活の質(QOL)を維持する「健康長寿」をいかに実現するかが、重要な課題となっている。長野県は日本一の健康長寿を誇り,健康長寿のモデル地域になり得るため、健康長寿に資する特徴的食品素材の機能性を科学的に実証することが期待される。我々は、生活習慣病の予防と免疫調節作用に関連する食品素材として、ブドウやリンゴ、小豆等に含まれるプロアントシアニジンに着目している。具体的には純度の高いプロアントシアニジン各種重合体の製造、プロアントシアニジン類の抗腫瘍作用、免疫調節作用、抗ウイルス作用、炎症抑制作用等の研究成果を挙げており今後は実用化につなげたい。

PDF 詳細
電子・情報・通信 食品・農業 2022 アグリビジネス創出フェア2022 乳肉牛のアニマルウェルフェア対応型の飼育技術の開発 農学部 動物資源生命科学コース 竹田 謙一 准教授

次世代型家畜生産技術の研究開発プラットフォームでは、酪農や肉牛生産に関わる乳牛や肉牛等の生命現象を分子・細胞・生体・環境レベルで解明し、得られた知見から生産性向上や肥育期間短縮等の効率的な家畜生産、ならびに飼養管理の省力化、アニマルウェルフェアに対応した家畜飼育方式等を実現する新規の飼養管理技術の研究開発を行うことを目的としています。

PDF 詳細
マテリアル・ナノテク・リサイクル 食品・農業 2022 nano tech 2023 バイオマスを使いつくせ! 液密亜臨界制御による水熱反応技術 工学部 物質化学科 天野 良彦 教授

私たちは、食品残差などの未利用資源から、化学薬品を用いることなくワンストップで有用素材を製造できる「液密亜臨界制御による水熱反応技術」を確立しました。この技術のキーワードは、ずばり「ナチュラル」。この最新技術を用いれば、植物細胞壁を構成する糖質を高収率で回収することが可能です。食品廃棄物から高付加価値商品を生み出せます。食品廃棄物を有効活用する「サーキュラーフード」の取組を加速させる技術です。

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンにエネルギーをみんなに そしてクリーンに 15.陸の豊かさを守ろう陸の豊かさを守ろう PDF 動画 詳細
マテリアル・ナノテク・リサイクル 医療・健康・福祉 食品・農業 2021 nano tech 2022 プロアントシアニジン重合体の有機合成 先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所 真壁 秀文 教授

 我々はプロアントシアニジンの一種であるエピガロカテキン4量体、5量体の合成に成功しました。近年、プロアントシアニジンの様々な生理活性が報告されています。しかし、構造類似体が多数存在するため、単一の化合物の精製は不可能です。エピカテキンやカテキンの重合体の合成例は報告されているものの、エピガロカテキンオリゴマーの合成例はありません。社会実装するためにも、今後は化合物の物性や生理活性などの特徴付けが必要です。

9.産業と技術革新の基盤をつくろう産業と技術革新の基盤をつくろう 3.すべての人に健康と福祉をすべての人に健康と福祉を PDF 動画 詳細