令和2年度 信州大学ベンチャーピッチ(TCP学内予選)実施要項

信州大学では、大学における研究成果を社会実装するための出口の一つとして大学発ベンチャーを位置づけ、その創出や成長支援に取り組んでいます。
一方、新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)においては、大学発ベンチャーや起業家に対する支援を積極的に行っている大学と相互協力の覚書を締結しており、本学との間でも、2019年8月に覚書を締結しています。本覚書のもと、NEDOと信州大学は、ビジネスプランコンテストなどによる大学発ベンチャーの創出促進のほか、ベンチャー支援人材やオープンイノベーション推進人材の育成などを実施していく予定です。
本ピッチイベントは、本学の研究成果をもとにした大学発ベンチャーの起業を検討している教職員及び学生の起業意欲を高めることを目的として実施します。これにより、本学の研究成果をもとにした教職員及び学生による大学発ベンチャー起業を促進し、信州大学におけるベンチャーエコシステムの構築や、イノベーション創出環境の整備を図ります。
なお、本ピッチイベントにおいて、NEDOが実施する2020年度TCP(NEDO Technology Commercialization Program)への本学における推薦候補の選定をあわせて行うこととします。

【概要】
1.応募要件:
①本学の研究成果(技術シーズ)をもとにした大学発ベンチャー起業を目指すビジネスプランであること
②本ピッチイベント実施時(2020年12月7日(月))において起業していない本学教職員を含むチームであること(※学生のみのチームによる提案は不可、共同提案者には学外からの参加も可能であるが、提案者(代表者)は本学教職員または学生に限る)
2.選考方法:
①所定の様式により、本学の研究成果をもとにしたビジネスプランを公募する。
②審査員による書面審査を行い、ピッチ審査会対象者を選定する。
③ピッチ審査会を実施したのちに審議の上、受賞者を決定する。
◆提案様式: 提案様式(word形式) ◆提案様式【記入例】: 提案様式【記入例】(word形式) 3.審査基準:
①技術シーズの事業化の可能性が高いこと
②顧客ニーズを意識したビジネスプランであること
③将来性・実現可能性が高いこと
④事業化に対する情熱・熱意を有していること
⑤社会性を有してること
4.審査員:
信州大学 学術研究・産学官連携推進機構長、学術研究支援本部長、産学官連携・地域総合戦略推進本部長、知的財産・ベンチャー支援室長
NEDOイノベーション推進部
NES株式会社
長野県創業・サービス産業振興室長
八十二銀行
5.表彰内容:
最優秀賞1件
6.受賞者への特典:
①賞状、副賞の授与
②2020年度TCP出場権
③本学の広報媒体(信大NOW等)への掲載
④本学ベンチャー支援グループ及び連携支援機関による継続した起業支援の提供
7.公募期間:
令和2年10月27日(火)~11月20日(金)17時必着
8.提案様式提出先:
知的財産・ベンチャー支援室(venture@shinshu-u.ac.jp)あて
※提案様式に記入の上、メールにてご提出ください。
9.実施スケジュール:
公募期間:令和2年10月27日(火)~11月20日(金)
書面審査:令和2年11月24日(火)~11月26日(木)
ピッチ審査:令和2年12月7日(月)13時~15時

〈参考〉 
新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)が実施するTCP(NEDO Technology Commercialization Program)については、こちらの資料を御参照ください。
◆TCP資料: TCP資料(PDF形式)

10.お問い合わせ先:研究推進部 
大型研究推進課 岡崎、和田まで
TEL:0263-37-2037(内線:811-2062)
E-mail:venture@shinshu-u.ac.jp


知的財産・ベンチャー支援室「ベンチャー支援グループ」

▼概要 信州大学では、平成29年10月に学術研究・産学官連携推進機構(SUIRLO)の中に、知的財産・ベンチャー支援室ベンチャー支援グループを立ち上げ、信州大学の研究成果等をもとにした「信州大学発ベンチャー」の創出や成長を支援しています。1.png ▼業務内容 我が国経済が持続的な発展を続けていくためにはイノベーションの連続的な創出が必要であり、大学発ベンチャーは、大学の優れた研究成果を、新規性の高い製品・サービスとして事業化することにより、新市場の創出を目指す「イノベーション」の担い手として高く期待されています。 ベンチャー支援グループでは、信州大学の研究成果等をもとにした「信州大学発ベンチャー」の創出や成長を支援するため、事業フェーズに応じた支援メニューを提供しています。 具体的には、信州大学の若手研究者等を対象とした事業創造に関するセミナー・ワークショップの開催、事業計画の作成支援、学内手続きや会社設立手続き等に関する情報提供、金融機関とのマッチング等、起業準備段階の課題解決に向けたハンズオン支援を行っています。 平成30年度からは、「信州大学発ベンチャー」の認定を開始し、大学内研究施設・インキュベーション施設等の利用、ベンチャーキャピタル(VC)とのマッチングなど、認定大学発ベンチャーの事業フェーズに応じたハンズオン支援を提供しております。 さらに、地域金融機関、VC、産業支援機関等の外部機関との連携により支援ネットワークを強化するとともに、長野県や県内市町村、文部科学省、経済産業省等の行政機関の創業・ベンチャー支援施策も活用して、「信州大学発ベンチャー」の創出・成長をサポートします。 信州大学の研究成果等をもとに、大学発ベンチャーを始めてみようとご検討されている方は、是非、ベンチャー支援グループにご連絡ください。 ▼ベンチャー支援グループの提供する支援メニュー 2.png