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　高松宮妃癌研究基金研究助成は、がん撲滅を願われた高松宮妃により設立された「なでしこ会」を起源とし、過去50年以上にわたって国内のがん研究を支援しています。この歴史ある研究助成に、信州大学医学部皮膚科学教室の皆川茜博士の研究課題が採択されました（高松宮妃癌研究基金）。
　皆川博士はこれまで、皮膚メラノーマの診断や病態に関する研究を行っており、足底におけるメラノーマの分布と荷重との関連を示した論文はNew England Journal of Medicine誌（2016 16;374(24):2404-6.）にも掲載されました。
　今回採択された研究課題では、足底メラノーマと荷重との関連について、病理検体等を用いてより詳細に解析し、研究を発展させて行く予定です。