日独韓の脊椎外科エキスパートが信州大学に集結―第42回医学部国際交流セミナーを開催
信州大学医学部運動機能学教室は、脊椎外科の臨床と研究に精力的に取り組み、国内外をリードする成果を発信しています。今回、運動機能学教室の髙橋 淳教授のお声がけにより、学部間協定校であるドレスデン工科大学、大学間協定校である韓国カトリック大学から脊椎外科のエキスパートが信州大学に集まり、国際交流セミナーが開催されました。
ドレスデン工科大学のAmir Zolal先生からは、頸椎手術中の椎体の動きがナビゲーションの精度にどのような影響を及ぼすかについて、韓国カトリック大学のJoonghyun Ahn先生からは、MRI画像と深層学習(AI)を用いて転移性脊椎骨折を鑑別する新たな手法についてご講演いただきました。また、信州大学からは、三村 哲彦先生(運動器健康推進講座 特任助教)が脊髄損傷に対する神経保護治療の進歩について、上原 将志先生(運動器健康推進講座 准教授)がナビゲーションを用いた頸椎手術について、それぞれ最新の知見を明解に紹介されました。約40名の医学生・大学院生、医師が参加し、講演後の懇親会では活発な議論が交わされました。
今回のセミナーは、世界最先端の脊椎外科の研究と技術に触れる、大変貴重な機会となりました。このような国際交流を通じて、髙橋教授をはじめ信州大学の先生方が精力的に取り組まれている脊椎外科の臨床・研究が、今後さらに国際的に発展していくことが期待されます。
医学部 国際交流推進室室長、国際医学研究推進学教授 田中 直樹