医学科5年生の西村拓海さんの論文が『International Journal of Spine Surgery』に掲載されました!
西村拓海さんが自主研究で行った国の指定難病の一つに該当する頚椎後縦靭帯骨化症に関する研究論文で脊椎外科関連の国際誌のInternational Journal of Spine Surgeryに掲載されました。
頚椎後縦靭帯骨化症手術症例のCT画像を評価して、頭尾側方向の骨化の術前後の変化に関する解析結果をまとめました。
【西村拓海さんのコメント】
大学生活を振り返ると、医学の知識だけでなく、人との出会いや日々の経験を通して多くのことを学ばせていただいた時間だったと感じています。自分一人で進んできたように思える道も、実際には家族や友人、大切な人、そして先生方をはじめとした多くの方々の支えがあって成り立っているのだと、学年を重ねるにつれて強く感じるようになりました。
今回私は「頚椎後縦靭帯骨化症に対する後方頚椎手術後の骨化進展」をテーマに研究を行い、論文として発表させていただきました。本研究では、頚椎後縦靭帯骨化症に対する後方手術後に、骨化がどのように進展するのかをCT画像を用いて検討しました。その結果、固定術の有無にかかわらず、術後に骨化が進展する可能性があること、また分節型では骨化が連続していく可能性があることが示唆されました。
研究活動は初めての経験であり、学びの連続でした。悩むことも多くありましたが、上原先生をはじめとした信州大学医学部整形外科の先生方に温かくご指導いただき、今回このような形で成果を発信することができ、大変光栄に思います。
今回の研究を通して、臨床の中で生じる疑問を研究として形にし、発信することの大切さを学びました。今後も周囲への感謝を忘れず、医学を学び続け、少しでも医療に貢献できるよう努力していきたいと思います。
【上原准教授のコメント】
後縦靭帯骨化症という難しいテーマに対し、学生自らがデータ解析に粘り強く取り組み、その成果が論文として掲載されたことを大変嬉しく思います。本研究を通じて培われた科学的思考力は、今後の医師としての成長にも大いに役立つものと期待しています。