研究

(1)学部・附属共同研究

教育研究を推進するために、平成12年度より信州大学教育学部全教員との共同研究体制をとり、社会的ニーズに応じた先進的テーマに関する教育研究を行い、その成果を公開研究会等により県内外の教育界に向けて発信しています。最近は、公開授業そのものを学部教員との共同研究とする試みも行われており、附属学校園での授業研究は一層の広がりと深まりをみせるようになってきています。教育学部と附属学校園の全ての教員が次の18部門に分かれて研究しています。


(2)公開研究会

信州大学教育学部の各附属学校園では、その使命の一つとして、現職教員の研修の場として、研究授業をおこない公開しています。附属学校園では授業研究を恒常的におこなっており、その成果を公開授業として全国に公開し、幅広く意見交換をおこなうことで現職教員の研究指導に役立てています。その成果が学校現場に持ち帰られることでより良い授業が県下や全国に広まってゆきます。


各学校園の公開研究会の案内がダウンロードできます。

(3)プロジェクト研究

  • 1.学びのワークショップ
  • 平成24年度から教員研修プログラムとして『学びのワークショップ』を始めました。この教員研修プログラムは、信州大学教育学部附属学校園における教育実践と研究の成果を地域の学校へ還元し教員同士の共同による学びの場を創りだすことを目的にしています。教育学部附属学校園ではこの成果を基に長野県における地域の教育ニーズに対応できる教員研修のモデルカリキュラムを開発し、その活用法を提案して参ります。

  • 2.ICT教育
  • 21世紀を生きる子どもたちには、「一人一人の子どもたちの多様性を尊重しつつ、それぞれの強みを生かし潜在能力を発揮させる個に応じた教育を行うとともに、異なる背景や多様な能力を持つ子どもたちがコミュニケーションを通じて協働して新たな価値を生み出す教育を行うことが重要になる」と言われています。そのためには、子どもたちの学習や生活の主要な場である学校において、教育の情報化を推進し,ICT(Information and Communication Technology)の特徴を生かすことによって、「一斉指導による学び(一斉学習)に加え、子どもたち一人一人の能力や特性に応じた学び(個別学習)、子どもたち同士が教え合い学び合う協働的な学び(協働学習)を推進していくこと」が求められています(『教育の情報化ビジョン』より)。


    ICT教育附属学校園では、子どもたちが情報端末から個々の意見を出し合い、電子黒板上で全員の考えを共有し自分の考えをさらに深化させることを通じて、多様で変化の激しい社会を生き抜く力と主体的に行動する力を育てます。また、教員を目指す学生たちが、授業や教育実習を通じて情報端末・デジタル機器やソフトウェアに触れる機会を充実させ、ICT活用指導力を含む「教科や教職に関する高度な専門的知識・技能」を持った人材を育成します。
    教育学部および附属学校園は、このような教育実践活動のもと、 ICTを活用した指導方法の開発・実践に取り組み、「教育の情報化」「21世紀にふさわしい学びと学校の創造」のために牽引的な役割を果たしています。そして、『第2期教育振興基本計画(案)』に示されている①自立(多様な個性・能力に応じて、生き抜くために必要な力を主体的に身につけ、活かす)、②協働(様々な個性を持つ人々やその集団が相互に学び合い、支え合い、高め合い新たなアイデアを生み出す)、③創造(多様な価値観を受容し、それらがぶつかり融合する中で、新たな付加価値を創出する)をキーワードに、21世紀にふさわしい「新たな学び」を追究していきます。