社会心理学分野

社会心理学は、社会的存在としての人間について、実証的に分析し、それらの結果に基づき理論的考察や法則性の発見を目指す学問分野です。したがって、社会心理学分野の主要な教育目標は、自ら研究を計画し、データを収集・解析し、論文を作成する実証研究を実際に推進できる力を育成することです。カリキュラムでは、実験実習が重視されます。実験実習を通して、社会心理学の基本知識を「生きた技術」とすることを目指します。また、当分野では、近年注目の「臨床社会心理学」が設置されています。これによって、人が社会において適応的に生きるための要件について、光と影の双方の側面を多角的に捉えることが可能になります。社会心理学は、人々が日常的に経験するありふれた社会現象を新たな観点から問い直す科学であり、「自明とされる事柄に対し、深くその根拠を問い直し新たな認識を構築できる思索力」を育成します。また、実験依頼を行う中で、大学生や地域の人々と適切にコミュニケートすることが必須となります。これにより、「他者の考えを明晰に理解し、自己の主張を的確に表現できる高度なコミュニケーションリテラシー」が実践的に高められます。
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