教員紹介

おかもと たくや

岡本 卓也

心理学・社会心理学 准教授

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研究活動

「歩く旅と道」の研究

 しばらく前にですが内閣府?から依頼のあった原稿が掲載されました。内閣府/総合科学技術・イノベーション会議のエビデンス事業の一環として,科研費採択された研究の魅力・新しさを中高校生に伝えることを目的にした「こんな研究をして世界を変えよう」特集だそうです。 その一つとして私が行っている「歩く旅」に関する研究を紹介していただきました。ご笑覧頂ければ幸いです。
https://www.miraibook-research.net/theme/l2517/
 社会心理学の枠で紹介されていますが,社会心理学のメインストリームかと言われると,まったくそうではないようなテーマです。そのため,中高生向けの社会心理学研究の紹介として適切なのかどうのか甚だ不安もありますが,この記事をきっかけに私の研究に興味を持ってくれる中高生が増えればありがたい限りです。さらには,歩く旅の文化が拡がってくれればなによりです。
 ちなみに,原稿執筆時(3月)には科研費の萌芽研究として,歩く旅の心理過程に注目をした研究を行っており,それに関する原稿依頼でしたので,旅する個人の心理過程に焦点を当てた内容になっていますが,その後(4月)新たに基盤研究費(B) が採択され,そこでは「道」を活用した地域住民との相互作用,「道」があることによる地域間交流や活性化へも議論を拡げています。もともとそこまで含めての歩く旅の研究を考えていましたが,なかなかうまくまとめられずにおり,テーマを絞って萌芽研究で研究を整理しつつ,3年越しでようやく採択されました。
 今は新型コロナの影響もあり,思ったように研究が進められていないことを思うと,タイミングの悪さがなんとも言えないですが。。。

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