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令和6年度「公開森林実習」受講生募集(全国の大学生対象)

お知らせ演習林系の実習

今年も全国の大学生を対象に公開森林実習を開催いたします。
自然豊かな信州のフィールドで、信州ならではの演習を受講しませんか?

自然の成り立ちから山の生業までを教育の対象とする本拠点は、大学生、大学院生の教育を通じてSDGsの実現を目指しています。

演習を通じてそれぞれのフィールドが抱えるSDGs実現のための課題を抽出して、課題解決のための能力を養います。

R6公開森林実習ポスター(PDF:467KB)

山岳環境保全学演習

R5_西駒演習林の最高地点(将棊の頭)にて.jpg※台風、災害等のやむを得ない事情によって登山が困難な場合、演習①から演習②に内容を変更する可能性があります。最新の情報をご確認ください。

1.演習の概要(演習①、演習②共通)
演習場所:信州大学農学部AFC西駒ステーション
対象学生:全国の大学生、2年生以上
実施要項:R6_山岳環境保全学演習_実施要項(PDF:251KB)

2.実習が掲げるSDGsの目標(演習①、演習②共通)
目標3[保健]、目標13[気候変動]、目標15[陸上資源]

3.演習① 通常開講の内容
演習課題:「高山~亜高山帯の動植物、登山道・山小屋等からみた山岳環境の保全」
日  程:令和6年8月27日(火)~8月30日(金)
参加費用:交通費、食費、宿泊費、傷害保険代を併せて20,000円
宿  泊:8/27、8/29は西駒ステーション宿舎、8/28は伊那市市営西駒山荘に宿泊

野生生物と登山道・山小屋などを対象にしたフィールドワークを体感して山岳域の自然環境の保全について学びます。日本アルプスという実際の現場において、初歩の種同定から、フィールドワークの実践,記録から取りまとめまでを一貫して実施します。自身が体感し得られたデータから、何が読み取れ、これから私たちにとって何が必要であるかを考えます。

4.演習② オンライン学習を交えた開講の内容
演習課題:「山地帯から亜高山帯の動植物、林道・登山道からみた山岳環境の保全」
日  程:令和6年8月27日(火)~8月30日(金)
参加費用:8,000円
宿  泊:手良沢山ステーション宿舎

野生生物と林道・登山道などを対象にしたフィールドワークを体感して山岳域の自然環境の保全について学びます。日本アルプス山麓という実際の現場において、初歩の種同定から、フィールドワークの実践,記録から取りまとめまでを一貫して実施します。自身が体感し得られたデータから、何が読み取れ、これから私たちにとって何が必要であるかを考えます。

自然の成り立ちと山の生業演習

写真4)薪割り体験.jpg1.演習の概要
演習課題:「中部山岳域における自然の成り立ちと山の生業」
日  程:令和6年8月20日(火)~8月23日(金)
演習場所:信州大学農学部AFC野辺山ステーション
対象学生:全国の大学生、2年生以上
参加費用:食費、宿泊費として8,000円
宿  泊:野辺山ステーション宿泊施設
実施要項:R6_自然の成り立ちと山の生業演習_実施要項(PDF:235KB)

2.実習が掲げるSDGsの目標
目標3[保健]、目標7[エネルギー]、目標8[経済成長と雇用]、目標13[気候変動]、目標15[陸上資源]

3.講義・演習の内容
野辺山ステーション、および筑波大学山岳科学センター八ヶ岳・川上演習林、小川山・瑞牆山を舞台として、天然林の成り立ちから人工林の造成、里山林の利用について学びます。
野辺山ステーションでは間伐と枝打ち、チェンソーを使った丸太切りと薪割りを体験します。八ヶ岳・川上演習林では森林調査を行い、冷温帯広葉樹二次林の成り立ちについて学びます。小川山・瑞牆山では天然林の観察と里山の利用について学びます。
なお、本実習は北海道大学北方生物圏フィールド科学センターが開講する「森林フィールド講座」と同時開催します。

木材工学演習

7)脚部の組み立て(3日目).jpg1.演習の概要
日  程:令和6年9月3日(火)~9月6日(金)
演習場所:信州大学農学部AFC構内ステーション
対象学生:全国の大学生、2年生以上
参加費用:食費、宿泊費として8,000円
宿  泊:手良沢山ステーション宿舎
実施要項:R6_木材工学演習_実施要項(PDF:231KB)

2.実習が掲げるSDGsの目標
目標8[経済成長と雇用]、目標9[インフラ,産業化,イノベーション]、目標13[気候変動]、目標15[陸上資源]

3.講義・演習の内容
各種の木材加工の道具・機械を用いて演習林の間伐材を加工し、一定の構造物(ベンチ)を作製します。そして、実際に木材に触れながら、木材加工の基礎的な手法を習得するとともに、樹木が生命活動によって生産する生物材料の木材について構造と性質を理解することを目指します。

農林フィールド基礎実習

写真3)植生図作成.jpgのサムネイル画像1.演習の概要
演習課題:「森林から農地までの自然をまなび、水・人・緑のつながりを考える」
日  程:令和6年10月5日(土)~10月6日(日)、10月12日(土)~13日(日)
演習場所:信州大学農学部
対象学生:全国の大学生、2年生以上
参加費用:不要
宿  泊:10/5(土)と10/12(土)の宿泊は参加者の自由とします(長野県内であれば日帰り可能です)。
実施要項:R6_農林フィールド基礎実習_実施要項(PDF:229KB)
ポスター:R6_農林フィールド基礎実習ポスター(PDF:497KB)

2.実習が掲げるSDGsの目標
目標2[飢餓]、目標15[陸上資源]

3.講義・演習の内容
農林業や緑地管理とかかわる植生や植物ついての基礎的素養と、調査・観察するための着眼点および方法を習得します。植物以外の野生生物や地形、河川などについても基礎的な知見を身につけます。これにより、自然環境を多角的な視野でとらえる素養や、今後の各種フィールドでの活動に必要とされる地図読み能力と安全確保の意識も身につけます。

森林利用デザイン演習

図2)ハーベスタを操作して枝払い、玉切、集積の一連の作業を実施.jpg1.演習の概要
演習課題:「木材搬出技術および森林経営デザイン能力の習得」
日  程:令和6年9月3日(火)~9月6日(金)
演習場所:信州大学農学部AFC手良沢山ステーション
対象学生:全国の大学生、2年生以上
参加費用:手良沢山ステーション宿舎
宿  泊:食費、宿泊費として8,000円
実施要項:R6_森林利用デザイン演習_実施要項(PDF:232KB)

2.実習が掲げるSDGsの目標
目標8[経済成長と雇用]、目標9[インフラ、産業化、イノベーション]、目標7[エネルギー]、目標13[気候変動]、目標15[陸上資源]

3.講義・演習の内容
本演習では、木材生産に関する将来まで見通した森林経営のデザイン能力を身につけるため、実際の林分状況を把握することからはじめ、望ましい間伐や路網設計,運材方法を検討・採用・実践しつつ、実際に林業機械の操作を行いながら、一貫した収穫技術の流れ、諸機械の特徴および操作方法を習得します。さらに木材の付加価値の形成過程と加工・流通に関し、木材市場や加工・販売等の川中・川下との関係・実態を学びます。

お申込み方法

①実施要項をご確認ください。
②お申込み書類を下記よりダウンロードし、必要事項を記入してください。
③申請フォームで希望する実習を登録してください。
④お申込み書類を提出先に提出してください。

※お申込み書類、書類提出先は受入身分により異なりますのでご注意ください。
※受講前に必ず安全の手引きをご確認ください。

【お申込書類】

1.単位互換協定の協定校の学生等で特別聴講学生となる場合(ZIPファイル:102KB)
2.特別聴講学生とならない場合(ZIPファイル:30KB)

【お申込み締切】

1.山岳環境保全学演習、自然の成り立ちと山の生業演習、木材工学演習、森林利用デザイン演習 
令和6年7月5日(金)(農学部必着)

2.農林フィールド基礎実習
令和6年8月2日(金)(農学部必着)

【お問合せ・お申込み先】
〒399‐4598
長野県上伊那郡南箕輪村8304 信州大学農学部総務グループ附属施設担当
Email:afc_infor★shinshu-u.ac.jp (送信の際は★を「@」に変換してください)
TEL:0265-77-1318

【その他】
・集合場所までの旅費は自己負担です。
・信州大学農学部への交通案内は、こちらをご参照ください。

【注意事項】
・風邪の症状、発熱、倦怠感など体調に異変を感じた場合は、無理をせずキャンセルしてください。
・台風、地震等のやむを得ない事情によって、演習の中止、内容や日程等を変更する可能性があります。最新の情報をご確認ください。

・令和5年度の実施内容については下記をご覧ください。
 令和5年度「山岳環境保全学演習」
 令和5年度「自然の成り立ちと山の生業演習」
 令和5年度「木材工学演習」
 令和5年度「農林フィールド基礎実習」
 令和5年度「森林利用デザイン演習」

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