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急傾斜地山村における伝統的農業と文化の活用
【地域】 飯田市上村 下栗

長野県飯田市上村下栗地区は、標高約1000mの高地に、最大傾斜約40度になる急傾斜な農地で耕作が続けられている。
長い間隔絶性の高い状況下にあったとされるため、下栗二度芋をはじめとする独自の伝統的作物生産が行われていたが、近年はウィルスによる感染等により収量低下が懸念されていた。
これに対して、蔬菜園芸の技術的対応によるこの克服を地域住民と一体となって推進し、かつこれを活かした地域産業の再構築を目指している。
さらにその他の地域の植物資源の探索や、地域の大きな魅力のひとつである伝統文化(霜月祭)などと関連させた地域活性化のあり方を検討・実践する。
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- 2011.10.04地域の景観評価とそのツーリズムプログラムへの還元(担当上原三知)

