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コアサイト05 長野県北部地震・栄村における震災復旧・復興に関する研究 【地域】 栄村

長野県北部地震・栄村における震災復旧・復興に関する研究

2011年3月11日の未曾有の東日本大震災の翌日、12日早朝マグニチュード6.7、最大震度6強の長野県北部地震が栄村を中心に発生した。被害は栄村、新潟県津南町、十日町市等におよんだ。中でも栄村の被害は大きく、家屋の全壊33棟、半壊169棟、一部損壊464棟に達し、村内の交通動脈である国道117号線およびJR飯山線も大きな被害を受けた。大規模土石流も発生して村民の約8割の人達が避難生活を強いられた。
震災当時、豪雪地の栄村はまだ1mを越す雪に埋もれていた。農地の被害の把握は雪解けを待たねばならなかった。4月下旬、やっと田面の雪が消え、農地の被害は見えてきた。

私たちは、人口2,300人の中山間地域・栄村の棚田調査を20年以上にわたって続けてきた。こうした調査をふまえ、栄村の農地被害の把握、復旧のあり方の検討、集落や村の復興のあり方を住民の方々とともに考えていきたいと活動している。

活動報告