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「東医体6冠・個人6連覇を達成し、その先に見えた景色」
　私は東医体の競泳競技で5冠と2つの大会新および女子総合優勝を果たし、6冠を勝ち取りました。周囲の人に恵まれ、かつ、学業という2足のわらじがあったからこそ得た結果だと思っています。
　水泳部員に限らず、何かに全力で取り組んでいる人が私の周りには沢山います。その人たちを見て自分ももっとできる、頑張ろうと励まされていました。スタート台に立った時、共に練習を乗り越えた部員やいつも背中を押してくれた友人や家族を思い出しました。自分を強く、前向きにしてくれた環境に感謝しています。
　同時に、私には医学というもう1つの生き方がありました。水泳に行き詰まった時、勉強をしたり、その逆もありました。それがいい気分転換になっていました。両者があったからこそ、私はここまでやってこられたと思っています。
　後輩のみんなには、「自分を置く環境」、「選択肢を多く持っておくこと」の重要性を伝えたいです。そして、やりたいこと全てに挑戦してみて欲しいです。

（医学科6年 高木萌々子）