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　信州大学医学部は、前身校である松本医学専門学校が昭和19年3月に開学して以来、幾多の変遷を経て、本年で75周年を迎え、2019年（令和元年）9月8日に、松本市のホテルブエナビスタにおいて、記念式典を盛大に挙行いたしました。
　記念式典には、来賓として大月良則長野県健康福祉部長、菅谷昭松本市長らをお迎えし、約320名が参加しました。主催者として中山 淳医学部長のあいさつ、奥平貞英松医会副会長及び奥村伸生医学部保健学科同窓会監事あいさつ、武田三男信州大学理事による信州大学長祝辞代読、大月良則長野県健康福祉部長による長野県知事祝辞代読、菅谷昭松本市長による祝辞、古川賢一長野県医師会理事による長野県医師会会長祝辞代読と続きました。
　また、長年にわたり本学部の教育・研究活動への支援に対して、株式会社アイバワークス代表取締役会長　相場計人氏に感謝状及びメダルを贈呈、国際的な社会貢献に対して、ネパールへの植林活動において信毎賞を授賞した本学部卒業生のNGOカトマンドゥ代表の小児科医　安倍泰夫氏に、メダルを贈呈いたしました。
　記念講演では、ジャーナリスト　池上彰氏による「医療関係者に望むこと」と題した講演、次いで前JICAニジェール支所長　山形茂生氏による「アフリカの大地に人生を捧げた日本人医師の物語　信州大学医学部卒業生　故　谷垣雄三医師の奇跡」と題した講演を行いました。会場のロビーには、「故　谷垣雄三医師の活動内容」及び「前身校から現在の信州大学に至る歴史」を紹介する展示ゾーンなどを設置し､大盛況でした。
　このあと開催した記念祝賀会には約300名が参加し、本田孝行医学部附属病院長及び金井誠医学部保健学科長のあいさつ、藤森英之信州大学東京同窓会会長による乾杯から始まり、来賓の勝山努前松医会会長、田中榮司前医学部長及び杉山敦松本市医師会会長による祝辞と続き、医学部室内楽団の生演奏のなか、盛会に終えました。
　なお、今回の記念式典・講演会の写真も掲載した「信州大学医学部75年誌」の発行も予定しております。

医学部長挨拶

池上彰氏講演

故 谷垣雄三医師の活動内容展示

記念祝賀会