国際交流・留学

信州大学医学部では、2023年春に医学部5年次生の海外派遣を行います。一方、海外では盗難や災害、疾病に見舞われる可能性もあります。派遣学生が渡航先で安全に過ごし、無事に帰国するためには、渡航前に危機の回避法や対応法を確実に身に着けておく必要があります。

今回のセミナーでは、NPO法人　海外留学生安全対策協議会（JCSOS）の 山岸　優 先生を講師に迎え、留学中のトラブル対応策を、ケーススタディを交えながらご教授頂きました。警察の電話番号やパスポート・クレジットカードの再発行方法を前もって調べておく、外務省の在留届を必ず出す、など、実践的なアドバイスを頂きました。本セミナーには、この春に留学予定の学生だけでなく、そのご家族、今後の留学を考えている学生を含め、約15名が参加し、海外留学における危機管理の要諦を学びました。

信州大学医学部は、学生の安全を最優先に考えております。充実した海外実習を達成できるよう、引き続き丁寧な学生指導・支援を行ってまいります。

医学部　国際交流担当教授　田中直樹

【講演】　

「海外危機管理オリエンテーション『安全な留学をめざして』」

NPO法人　海外留学生安全対策協議会（JCSOS）　山岸 優 先生

※ 山岸先生の講演を、学内限定eALPS 「国際交流・留学」 に掲載しました。出席できなかった学生さんは、是非視聴してください。