事務局からのお知らせ
松医会海外留学奨学金について
松医会海外留学奨学金について
松医会では医学部からの要望を受け，信州大学医学部海外実習・研修等派遣プログラムで海外留学を希望する学生に対して，渡航・滞在費等を支援する目的で医学部に寄附を行うこととし，医学部内に「松医会海外留学奨学金」を設立しました。
海外留学に際しては，学生は信州大学知の森基金や日本学生支援機構（ JASSO などの奨学金 に応募しておりますが，それだけでは十分ではなく，経済的負担から海外研修をあきらめる学生も存在することから，幅広い支援が必要となっています。
松医会では，2021年（令和3年）11月18日開催の令和3年度第何回３回理事会において，田中直樹教授から医学生の海外留学の現状と支援の必要性，松医会への協力依頼についてお話しいただきました。理事会での審議の結果，松医会から150万円の寄附と，会員への寄附のお願いについて了承されました。寄附金は卒後25年を経過した会員よりいただいている寄付金から支出することといたしました。
寄附に際しては医学部と覚書を締結することとし，12月16日開催の令和3年度第４回理事会で承認を受け，12月20日に久保惠嗣松医会長，中山淳医学部長及び田中直樹国際交流担当教授・国際交流推進室長の出席の下「松医会海外留学寄附金に関する覚書」の調印式を行いました。
会員の皆様には，今後医学部からの信州大学医学部国際交流推進（海外派遣）へのご支援のお願いをお送りいたしますので，趣旨に賛同される会員は寄附についてご検討ください。
なお，学生の海外派遣につきましては一時再開の希望もありましたが，世界的な新型コロナウイルス新型株の蔓延により，現状では派遣が難しい状況です。早期に再開されることを願っております。
左から中山淳医学部長，久保惠嗣松医会長，田中直樹教授
信州大学医学部国際交流・留学ホームページでも掲載されました。