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【終了しました】【全館配信】知の森昼どきセミナー 11/13(水)

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11月13日(水)に「知の森昼どきセミナー」を行ないました。
今回のテーマは、「松本キャンパスのはじまり -信州大学誕生 その2-」です。
お話くださったのは、大学史資料センター特任教授 福島正樹先生でした。

10月13日昼どきセミナーの様子

信州大学松本キャンパスの場所は、もとは旧陸軍第五十連隊駐屯地であり、戦後、竹内松次郎(たけのうち まつじろう)先生が長野県とGHQに申請をして松本医学専門学校となったそうです。
校舎が決まり、最初にしたことが植樹だったそうです。現在の大学正門より少し南側に旧正門があったそうで、その両脇にケヤキを植えたとのことでした。
竹内先生の漢詩「官舎之記」や随筆「学都松本」には、松本キャンパスが「武」から「文化」の場所、「兵舎」から「校舎」になったことが書かれているそうで、時代によっては全く違う時間を過ごす場所であることが興味深かったです。

現在、大学史資料センターの企画展「信州大学誕生」を 中央図書館で見ることができます。
こちらもぜひご覧下さい。

*発表資料はこちら

以下、開催のお知らせです。

図書館では次のとおり、「知の森昼どきセミナー」を開催します。

日時 :11月13日(水) 12:20~12:50
講師 :福島 正樹 先生(大学史資料センター特任教授)
テーマ:「松本キャンパスのはじまり -信州大学誕生 その2-」
場所 :中央図書館1階 自由学習スペース

松本医学専門学校校長、松本医科大学学長を歴任し、信州大学創立事務責任者を務めた竹内松次郎は、開学後、初代医学部長となりました。
今回は、漢詩「官舎之記」のほか、ご遺族から寄贈していただいた多くの手記から、随筆「学都松本」をとりあげ、松本キャンパスがどのように生まれたのかを振り返ります。

11月13日昼どきセミナーポスター

*「知の森昼どきセミナー」は、授業とは一味違う先生の話が聞ける企画です。 

 ・研究の内容や楽しさについて
 ・先生の学生時代のこと
 ・学生に伝えたいメッセージ

などさまざまなテーマで、月1回昼休みの図書館でお届けします。
よく知っている先生の意外な一面や、普段なかなか接することがない他学部の先生の話を聞くチャンスですので、ぜひご参加ください。

*全キャンパスでTV配信します!
(教育学部図書館、工学部図書館、農学部図書館、繊維学部図書館)

*事前申込不要 *昼食持込可(中央図書館、農学部図書館)

【お問い合わせ】
  信州大学中央図書館カウンター(Tel:0263-37-2172)
  TV配信については各図書館へお問い合わせください。