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学部長挨拶

経済学部長 廣瀬 純夫
経法学部長
廣瀬 純夫
 

2016年4月から、経済学を中心に学ぶ「応用経済学科」、法律学を中心に学ぶ「総合法律学科」の2つの学科で構成される「経法学部」に生まれ変わりました。新学部では、行政や企業の採用・人材育成部門の担当者などへのヒアリングを重ね、「社会から求められる人材」を育成するという観点から、経済学または法学という専門分野に軸足を置いた教育とともに、理系など他分野の専門科目も幅広く提供しています。これに加え、講義などで学んだ理論を実際に社会で使ってみる実践・実習系科目や社会の一線で活躍されている有識者から直接に語ってもらう講義を多数用意しています。

経法学部の前身である経済学部は、1978年に信州大学の8番目の学部として誕生し、2016年3月までに8018名に及ぶ卒業生を官民問わず広く社会に送り出しており、卒業生たちも様々な分野で活躍しています。この間、長野県下の産業界、各種団体と行政の皆様、さらには卒業生の皆様の数多くのお力添えをいただきながら、経済学部の教育・研究を進めてまいりました。

長野県を含めた地域社会は、少子高齢化に伴い人口急減に直面し、ややもすると閉塞感に沈んでしまうことが懸念されます。このような状況を打破し、それぞれの地方の特徴を活かした自立的で持続的な社会を形作り、魅力あふれる地方を築くことが求められています。また、国内マーケットと労働力供給の縮小に直面する企業はますます国際展開を図るとともに、多様な人材を求めています。

新生「経法学部」では、経済学部の良き伝統を受け継ぎながらも、こうした新しい社会の課題に果敢に取り組む若い人材を育成するため、斬新かつ魅力的な教育内容を展開すべく不断の努力を続けてまいりますので、多くの若者が信州松本の地に集い、信州大学経法学部で私たちとともに研鑽されることを期待します。

2022年4月
信州大学経法学部長
廣瀬 純夫

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