簾助教・手嶋教授の研究グループがナノ空間に閉じ込められた水和イオンに働く力を実験的に観測する事に成功
2022.11.11
Credit:Art Action Inc., Takaya Fukui
本研究所手嶋勝弥教授、簾智仁助教(現東京大学大学院理学系研究科)、田中秀樹教授を含む研究グループは層状物質の持つナノメートルの空間に閉じ込められた水和イオンに働く相互在用の変化を実験的に捉えることに初めて成功しました。 物質の"硬さ"を計測することで確立した計測手法とイオンの水和構造に関する知見を用いることで、層状物質によるイオンの分離と貯蔵を高性能にする新しい指針を提案することができます。本研
これまでに開催したRISMセミナー(第1回~第19回)
2022.10.13
第19回 データ駆動型AIセミナー(第7回) テ ー マ:AI、ニューラルネットワークポテンシャル、ロボット活用日 時:2022年10月12日講師・タイトル: 高本 聡 様(株式会社Preferred Networks) 任意の元素の組み合わせに適用可能なニューラルネットワークポテンシャルの開発 神田 元紀 上級研究員(理化学研究所・生命機能科学研究
金子特別特任教授らの研究グループが超高速で水素を分離するグラフェン包接ゼオライトの分離膜を開発
2022.05.20
本研究所金子特別特任教授、R.Kukobat特任助教(現バニャルカ大学所属)、田中秀樹教授、大塚隼人研究員、林卓哉教授を中心に、早稲田大学、ファインセラミックスセンター、米ミシガン大学の協力を得た研究グループは、クリーンエネルギーとして喫緊の必要性の高い水素の精製において、極めて高速で水素を分離できる分離膜を開発しました。膜分離は省エネルギーのため最も期待されている分離技術ですが、残念ながら省エ
村松助教が第71回リンダウ・ノーベル賞受賞者会議へ参加します
2022.04.25
低次元マテリアル研究部門の村松助教がJSPSのリンダウ・ノーベル賞受賞者会議派遣事業に採用されました。リンダル・ノーベル賞受賞者会議とは30名を超えるノーベル賞受賞者と若手研究者がドイツ南部の街、リンダウ、に集まり講演、ディスカッションを行う国際会議で、若手研究員にとってはまたとない機会です。1週間程度の日程で、今年は6月26日〜7月1日の日程で開催されます。第71回の今年は611人が世界中より
木村睦教授がMimaki×信州大学共創研究所長に就任
2022.03.28
本研究所木村睦教授がミマキエンジニアリングと信州大学が共同で設置した「Mimaki×信州大学共創研究所」の所長に就任しました。こちらの共創研究所では産業用インクジェットプリンタの技術革新でナノ材料を混ぜ込んだインクの開発を目指します。研究所からは木村教授を始め、手嶋教授、北沢准教授が参加し、インクジェット技術による有機・無機ナノ材料を用いた様々なデバイス創出に関する研究に従事します。本研究所が得