お知らせ

自然科学館からのお知らせ一覧

平成30年9月1日(土)理学部講義棟1階 第1講義室にて、信州昆虫学会、信州大学理学部、信州大学自然科学館(JST未来共創イノベーション活動支援)の共催で、平成30年度公開シンポジウム「昆虫と植物のふしぎな関係が生み出す種多様性」を開催し、学生、市民の方等55名が参加しました。 4名の研究者から、マルハナバチ、チョウ、テントウムシ、樹木棲の昆虫群集を題材として、昆虫の種多様性を昆虫と植物の関係から紐解く、魅力的な発表が行われました。最後に総合討論が行われ、研究者の皆さんは自然や昆虫に対する想いや研究についての想いを熱く語っていました。
 信州昆虫学会、信州大学理学部、信州大学自然科学館(JST未来共創イノベーション活動支援)の主催にて、平成30年度公開シンポジウム「昆虫と植物のふしぎな関係が生み出す種多様性」を開催します。  私たちが暮らすこの地球上で、昆虫は最も多様化した分類群であり、現在約100万種が知られています。昆虫全種の半数近くが植食性昆虫であるとされることから、昆虫と植物の関わり合いが、この高い種多様性を産み出したと考えられています。特に、昆虫の中でひときわ人気が高いチョウ類やコウチュウ類のほとんどは、植物を食べる植食性であり植物と強い関係を結んでいます。昆虫と植物の関係は、植物が昆虫に食害を受けるという捕食-被食関係だけではなく、昆虫が花粉を運び植物が受粉するという送粉共生関係も知られています。昆虫と植物の、時には利用し、利用されるような「ふしぎな関係」が、昆虫の種多様性を生み出したと考えられているのです。  本シンポジウムは、昆虫と植物の関係に注目して研究を行っている新進気鋭の若手研究者らによる話題提供をとおして、昆虫の種多様性が生み出される「しくみ」を理解することを目的としています。マルハナバチ、チョウ、テントウムシ、樹木棲の昆虫群集を題材とした魅力的な発表を踏まえて,ご来場のみなさんと一緒に昆虫の種多様性について考えていきたいと思います。 事前申込、入場料は不要です。信州の自然における主役のひ

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信州大学附属図書館の中央図書館にて開催している、「恐竜がいた時代の化石たち」展のギャラリートークを開催いたします。 紙で作成した恐竜の骨格標本や古生物の化石を見ながら、1億5,000万年前の地球の様子を一緒に想像してみませんか。 入場料無料、参加費不要、どなたでもご参加いただけます。 日時:平成30年6月21日(木) 12:20~12:40 場所:信州大学附属図書館 中央図書館1階 展示コーナー 講師:山田 桂 先生(信州大学理学部 准教授) 他 学生2名 企画展についての詳細はこちらをご覧ください。
信州大学附属図書館の中央図書館にて、信州大学自然科学館の企画展示を開催しています。 タイトルは、「恐竜がいた時代の化石たち」 展示期間:平成30年6月5日(火)~6月29日(金)です。 ※概要※ 今から約1億5000万年前、地球上では恐竜が全盛期を迎えていました。奇抜な形の装飾を持つ恐竜や、信じられない大きさの恐竜が生きていました。そして、6500万年前、全ての恐竜が絶滅し地球上から姿を消してしまいました。  今回の企画展の出発点は、信州大学のある院生が紙を使って作った恐竜の骨格標本でした。彼は最新の研究データに基づいて、様々な恐竜の骨格を正確に1/10または1/20スケールで作成しています。細部まで丁寧に作られた骨格は、かなりの迫力があります。同時に、信州大学自然科学館や理学部に収蔵されている化石を中心に、恐竜がいた時代の古生物を紹介しています。これらの化石の多くは、本学を卒業・修了した学生らが採取した標本です。この機会に信州大学の学生らの活躍を見ていただければと思います。  この展示を通して1億5000万年前の地球の様子を想像してみてください。 皆様のご来館、お待ちしております。
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