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国際交流・留学

バイオメディカル研究所との共催により、2024年もイタリア・トリエステ大学とPhD courseを開催しました

2025年01月22日 国際共修

 2024年9月16日、大学間協定校であるイタリア トリエステ大学と、PhD course in Precision Medicine and Innovative Therapyを開催致しました。
 4回目となる今年のオンラインセミナーは、「アミロイドーシス」「消化器病へのAI利用」をテーマにトリエステ大学、信州大学医学部、バイオメディカル研究所の共催で行われ、信州大学から20名、トリエステ大学から約40名の大学院生・教員が参加しました。バイオメディカル研究所特任教授であるGabriele Stocco先生のご挨拶の後、関島良樹教授(脳神経内科)から「Common Diseases of the 21st Century-Amyloidosis」と題して、アミロイドーシスの診断・治療の最新知見、特にsiRNAを用いた創薬についてご講演頂きました。また本学からは若林俊一助教(消化器内科)が「Using AI for Metabolic Dysfunction-Associated Steatotic Liver Disease -from Small Data to Big Data-」と題して、代謝異常関連脂肪肝疾患の診断や予後予測に対するAIを用いたビックデータ解析についてお話し頂きました。両校の参加者から多くの質問が投げかけられ、活発なDiscussionが繰り広げられました。
 また2024年9月から3か月間、医学科5年生の青木那奈子さんが Stocco先生の研究室で基礎研究に従事しています。現地でこのPhDコースに参加し、両校で展開されている医学研究を学ぶことができました。
 今回のPhDコースを契機に、両校の共同研究や学生・研究者の交流がさらに活性化することを祈っております。


医学部 国際交流推進室・国際医学研究推進学 教授 田中直樹



※今回の講演を学内限定eALPS「国際交流・留学」へ掲載しました。出席できなかった学生は是非アクセスしてみてください。また講演の様子を動画に収めていますので、興味のある大学院生・研究者の方は、国際交流推進室までご連絡ください。

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