2025年 秋・イタリア 「イタリアでの経験」(基礎研究)
氏名:高野 朋
派遣先:イタリア トリエステ大学
期間:2025年9月~2025年11月
留学先大学について:
トリエステ大学(UniTS)は、イタリア北東部・スロベニア国境沿いの港町トリエステにある公立大学です。トリエステ大学のゲノム薬理学・分子薬理学研究室のラボ内はほとんどがイタリア人で、イタリア語が飛び交っています。街は安全で落ち着いており、生活はしやすい環境です。短期留学でも研究に集中しやすい大学です。
学習面について:
分子薬理学教室で、炎症性腸症候群の患者の治療薬である、チオプリン系薬剤による薬剤性膵炎に関する研究に、3か月間従事させていただきました。はじめにチオプリン誘発性膵炎について自分で調べ、プレゼンテーションをしました。そこから、二人のPHDの方それぞれの研究に関わらせていただき、幅広い手技を経験させていただきました。
生活について:
トリエステは大変治安が良く、夜に友達と遊んでいても問題なく出歩くことができました。英語でコミュニケーションが取れるため、イタリア語が分からなくても生活に困ることはありませんでした。休日はフリーなので、イタリア人の友人と食事に行ったり、他の都市に観光したりして過ごしました。イタリア人はとても優しくて親切なのでわからないことがあってもいつでも相談できました。
留学で得たこと:
慣れない環境に身を置くことや、文化背景の違う友人と話をすることで、自分の中に気づいていなかった価値観や偏見が存在することに気づき、自らを見つめ直すきっかけになりました。旅行とは異なり、イタリア人の友人と3ヶ月間を通して仲良くなることで、英語力の向上はもちろん、人格的にも大きくのことを学べた3か月間でした。
後輩へのアドバイス、奨学金システムへ一言:
JASSO奨学金/信州大学医学部海外研修奨学金制度のお陰で、素晴らしい経験をさせていただきました。心よりお礼申し上げます。
後輩の皆さんへ。留学はいつかできるかもしれませんが、大学時代の留学は今しかできません。就職する前に自分を見つめる機会としても私はこのタイミングで行くことができて本当によかったです。ぜひ皆さんも多くのものを直接感じ、学んでほしいと思います。