お知らせ

「第8回日本くすりと糖尿病学会学術集会」で発表しました

9月7日・8日、札幌コンベンションセンターで開催された「第8回日本くすりと糖尿病学会学術集会」で鳥居薬剤師が口頭発表、朝倉薬剤師がポスター発表を行いました。

演 者:鳥居薬剤師
演題名:SGLT2阻害薬の血糖降下作用と肝機能検査値改善に影響を与える患者背景の検証
概要:SGLT2阻害薬は、HbA1cと肝機能検査値が高値の患者に対して、血糖および肝機能の改善効果が得られやすい可能性を示し、投与開始前のAST、ALT値がこれらの効果を予測しうる指標となることを見出しました。

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演 者:朝倉薬剤師
演題名:医薬品副作用データベースを用いたビルダグリプチンによる肝障害に影響を及ぼす併用薬の解析
概要:JADERの副作用報告のデータ解析から、ビルダグリプチンとの併用により肝障害のリスクが増加する薬剤16種類を抽出し、ビルダグリプチン服用時に肝障害を発症する危険因子としてこれらの併用薬が関与する可能性を見出しました。

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 本学術集会は「患者と共(つ)創(く)る薬物治療~自分らしく生きるために~」をテーマとして開催され、個々の患者を取り巻く環境や生活に応じた糖尿病治療を継続できるように患者を支えていくことの重要性を学びました。また、今後の糖尿病領域において薬剤師が果たすべき役割について考える機会となりました。

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