川嶋 一郎先生(清華大学-野村総研中国研究センター) の講義が行われました
2021. 07.19
- 金融論A
2021年7月13日、2021年度前期に開講している金融論Aの講義の一環として、北京にある清華大学-野村総研中国研究センター理事・副センター長の川嶋 一郎氏から「加速する中国社会のデジタル化-日本の若い皆さんへの示唆-」と題して講義が行われました。
講義では、中国においては、モバイル決済を通じて日常生活のあらゆるサービスが激変したこと、それも2014年から始まったばかりのことであり、かなりのスピードで進展したこと、急速に普及した要因は「不便」「不満」「不安」を抱いていた日常生活のサービス改善、すなわち利用満足感・快適性の追求に根差したものであること、そして、その原動力はまさに20代・30代の若者が牽引していることを紹介され、翻って日本の将来を考えると、受講生を含む日本の若者の活躍に大いに期待していると叱咤激励いただきました。