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2016年度 人文学部オックスフォード研修の報告

2016年8月31日より9月12日まで,人文学部の学部生12名(内1年生6名)により,本年度のオックスフォード研修が実施されました。

プログラムの概要

本プログラムは,人文学部所属の学生を対象として,グローバル時代の人文学を体現する人材を育成することを目的としています。参加学生には,オックスフォード大学にて,単なる語学研修ではなく,人文学の学問に特化した学習プログラムを学び,課外学習を経て,最終的には,自らの研究成果を英語でプレゼンテーションすることが求められます。また,ホームステイ型の滞在を通して,現地の人々や文化に触れ合い,書物だけでは理解できな生きたイギリス文化を体験し,自らの学びを含めることも目標としています。

実施状況

8月31日に成田より,オランダKLM航空で,アムステル経由でロンドン着。バスでオックスフォードに移動した後は,早速,ホームステイ先へ向かいます。

翌9月1日からは,午前中(9:00-12:30),オックスフォード・ユニオン,ならびにジーザス・コレッジにおいて,美術史,知識の哲学,心理学・社会学,生き方としてのビジネス,英文学,ジャーナリズムをオックスフォードの現役の講師の方を含む優秀な講師陣による講義を受講します。午後は,講師の方とともに,オックスフォードの市内にて,名所を見たり,プレゼンテーションに関する打ち合わせを行いました。

最終日には,全員が一人15分から20分ほどの英語でのプレゼンテーションを行います。パワーポイントを使用しながら,原稿を読むことなく,堂々と発表していました。その内容は,講師陣から非常に高く評価されています。(発表題目はこちらからご覧ください。Oxford最終プレゼンテーションの題目一覧 2016.pdf

また,休日には,ケンブリッジへ移動し,随行した伊藤盡教員とともに,伝統的な舟遊び(パンティング)の体験をしたり,ロンドン市内の博物館などを見学しました。

特に思いで深いのは,9月2日夜に,野津教員のお力添えで,クライスト・チャーチの晩餐会に特別に参加することができたことです。フォーマルな衣装で,素敵な晩餐を楽しむことができました。

研修を終えて

今回の研修を通して,学生たちは,人文学という学問が言葉の壁を越えて学ばれるべきものであることを知り,今後の長期留学,あるいは海外で活躍する職種などへ興味が広がっていくこととと思います。

研修にあたっては,信州大学知の森基金の支援を受けることができました。厚く御礼申し上げます。

パンティング

プレゼンを終えて

12名のプレゼンター

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