人文学部からのお知らせ
「葡萄酒のブーケ薫る フランス文学の夕べ」

2010年度最後の行事として、3月26日(土)には、松本市美術館にて
本学部 副学長 吉田正明教授による公開講演会が催されました。(15:30〜16:40)
タイトルは「葡萄酒のブーケ薫る フランス文学の夕べ」
中世の教皇庁のあったアビニョン、近世への橋渡しラブレーなどの散文作品ののち、
吉田先生の御専門である詩作品 ボードレール、ランボー、マラルメ、さらに14世紀のシャンソンにまで話は及びました。
会場には近年の「夕べのセミナー」のポスター展示が行われ、来場者にこれまでの60回におよぶ
公開講演会の歴史に思いを馳せました(ポスターは主に本学部の菊池ゼミナールによって作られています)。
講演の中で触れられた書物などの展示もあり、多角的な視点から講演を理解して戴く一助となりました。
50名を優に超える近年でも最多の来場者を迎え、盛況でした。
講演会の後には、同じ敷地内にあるビストロ サンチームに場所を移し、
講演会の中で触れられた葡萄酒の本物のブーケと味わい、葡萄酒の色とともに
講演の時間内では収まらなかった、様々な話題を伺うなど、懇談の場となりました。
この講演会は人文学部講演会からの後援を受けました。感謝の込めて一言申し添えます。

会場内でのポスターおよび書籍展示

サンチームでの吉田先生の朗読