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【終了しました】知の森昼どきセミナー 7/26(水)

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7月26日(水)に「知の森 昼どきセミナー」が行なわれました。
今回の講師は人文学部の山本英二先生です。テーマは『信州大学の古文書ー多湖文庫と松本女子師範「郷土資料」』でした。

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今まではプロジェクターで画像などを写して、それを見ながらお話を聞くというスタイルが多かったですが、今回は実物の史料が机に並べられており、先生がそれについて、書かれていることや時代背景などをご説明して下さいました。
松本女子師範郷土資料からは「江戸時代の戸籍」、多湖文庫からは「覚書(メモ帳)」、小谷コレクションからは「温泉地のガイド」「全国の温泉番付」の史料が用意され、どれも普段目にする機会がないものでした。

史料には書き込みがあるものもあり、例えば「温泉地のガイド」には布団代、米代、味噌代などがメモされていて、道中日記になっているそうです。
コレクターはメモや書き込みのないものを欲しがるが、研究者はメモのあるものの方が面白いとおっしゃっていて、なるほどと思いました。

お話を伺って、信大には貴重な史料があるということを実感しました。
参加している学生さんたちが興味深そうに史料を見たり、ページをめくる姿が印象的でした。

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以下、開催のお知らせです。

図書館では次のとおり、「知の森昼どきセミナー」を開催します。

  日 時 : 7月26日(水) 12:20~12:50
  講 師 : 山本 英二先生(人文学部 教授)
  テーマ: 信州大学の古文書ー多湖文庫と松本女子師範「郷土資料」
  場 所 : 中央図書館1階 展示・地域交流コーナー

*「知の森昼どきセミナー」は、授業とは一味違う先生の話が聞ける企画です。

  ・研究の内容や楽しさについて・先生の学生時代のこと
  ・学生に伝えたいメッセージ

などさまざまなテーマで、月1回昼休みの図書館でお届けします。
よく知っている先生の意外な一面や、普段なかなか接することがない他学部の先生の話を聞くチャンスですので、ぜひご参加ください。

*事前申込不要 

【お問い合わせ】
信州大学中央図書館カウンター(Tel:0263-37-2172)

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