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書物で繙く登山の歴史1 -ヨーロッパ近代登山と日本-

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信州大学附属図書館は、登山と山に関する貴重な国内外資料8000冊に及ぶ、国内でも有数の山岳関係コレクション「小谷コレクション」を所蔵しています。
本企画は、コレクションに収められている資料を通して、ヨーロッパに始まる近代登山が、日本においていかに受容され発展していくかをご覧いただくシリーズです。
第1回は、18世紀、ヨーロッパで産声をあげた近代登山の展開と、19世紀後半、ヨーロッパの登山家たちが富士山や北アルプスなどを登攀する、日本の近代登山前夜に焦点を当てます。

小谷コレクションとは

小谷氏(コングールにて)旧制松本高校出身の実業家、登山家であった小谷隆一(1924-2006)が、山岳図書「高嶺文庫」を小林義正(1906-1975)から譲り受け、さらに蒐集を続けて完成させた山岳図書コレクション。2003年、小谷が旧制松本高校の出身であった縁もあり、信州大学へ寄贈された。
コレクションの内、江戸時代の和古書・古地図は電子化して、「近世日本山岳関係データベース」として公開している。

近世日本山岳関係データベース
URL:http://www-moaej.shinshu-u.ac.jp/

展示の様子

中央図書館での展示は、2017年8月17日-10月3日に行われました。
小谷コレクション展「ヨーロッパ近代登山と日本 書物で繙く登山の歴史①」(2017年8月17日~10月3日)

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資料