宣誓(1948年4月21日 長野工業専門学校入学式)
2025.07.29
[ 資料のご紹介 ]
せんせい工学部所蔵資料作者:新入生総代 春田和男 資料の年代:1948(昭和23)年4月 品質形状:薄葉紙(280 mm x 400 mm) この宣誓書は、『儀式に関する綴り』の中に綴られていました。 工学部の前身校である長野工業専門学校の最後の入学式において宣されたものです。このときの新入生は146名、校長は臼井 武(昭和21年5月31日~昭和23年8月31日在籍)でした。翌24年に信州大学工学部となりましたが、最後の卒業生を送り出す昭和26年3月までは信州大学長野工業専門学校として併設されました。 文中の「此の秋は」は季節の「秋」ではなく、"このとき"と読みます。 (関連資料) 「第6回入学式式次第」 (昭和23年4月21日) 品質形状:藁半紙、片面活字印刷 入学式は寄宿舎食堂で執り行われました。当時、まだ講堂はなく、『信州大学設置概要書』(昭和24年4月)によると、講堂は「寄宿舎食堂と兼用」と書かれています。 講堂は工学部の表看板として、正門を入った左側に真っ白なモダン建築が建てられました(昭和29年3月31日新築落成)。なお、現在その場所には、工学部60周年記念事業として建てられた工学部科学技術総合振興センター(SASTec)があります(平成21年11月30日竣工)。 <関連資料> No.31 答辞(1949年3月15日 長野工業専門学校卒業式) 『信州大学工学部