信州大学は、戦前からの歴史を有し、1949年からは新制大学として歩みを進め、2019年に創立70周年(旧制松本高等学校の設立から100周年)を迎えました。これを契機として、従来からの課題であった、本学の歴史に関する資料の体系的な収集・整理・保存・公開・展示等を担う組織として、2017年4月に信州大学大学史資料センターが設立されました。
創立70周年事業を無事に終え、大学史資料センターの3年間の活動が総括され、今後の展開と組織の在り方が検討された結果、従来の「資料の収集・整理・保存、調査研究」、「資料の公開・展示」、「学芸員養成課程への協力」、「地域・自治体との連携」を継続・発展させること、さらに「信州大学100年史」の編纂、「自校史教育」の更なる拡充が新たなミッションに加わり、大学史資料センターのより一層の活性化が求められています。
つきましては、本学の歴史に関する文書、写真、記念品などの歴史的資料と、それらに関する情報をお寄せいただきたく、皆さまから、引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
2021年10月1日
信州大学 大学史資料センター長 東城幸治