新着情報

企画展関連情報:メタセコイヤの木(理学部棟前)

2024.02.21  [ 資料のご紹介 ] 
理学部A棟前(南東側)のメタセコイヤの木

理学部A棟前(南東側)のメタセコイヤの木

    メタセコイヤの球果

    メタセコイヤの球果

 大学史資料センター第6回企画展「野尻湖発掘を支えた信州大学の人びと」の関連情報をご紹介します。

 野尻湖発掘では第6次発掘(1975年3月25日~3月31日)のあと、全国各地に「野尻湖友の会」が組織されました。
 第5次発掘に参加した人たちが、発掘の感激と成果を伝える行事を全国各地で計画し実行しました。そして、地域ごとに組織をつくり学習会などを行うようになったことが友の会のもととなりました。当時の野尻湖発掘への熱い想いが伝わります。
 長野県内では、東北信野尻湖友の会と中南信野尻湖友の会がつくられました。中南信野尻湖友の会は、信大理学部地質学研究室に事務局が置かれました。友の会の結成1周年を記念して植えられたのがメタセコイヤの木です*。理学部A棟の南東側にあり、当時は2メートルくらいの高さだったものが今では屋上(最上階は6階)を超えるまでに成長しています。
 このメタセコイヤの木は、野尻湖発掘のあゆみとともに成長してきたのですね。


*野尻湖発掘調査団,増補版「象のいた湖」,新日本出版社,1992,p.225

















<関連リンク>
大学史資料センター第6回企画展「野尻湖発掘を支えた信州大学の人びと」のご案内