環境への取り組み
信州大学では2001年5月に工学部キャンパスが国際環境規格ISO14001の認証を取得したのを契機に,県内にある5つの主要キャンパス全てにおいて,同規格の認証を取得しました。2006年3月には全学の環境方針 を定め,その基本理念と基本方針にもとづいて,各部門が環境保全・改善に貢献するための活動を行っています。
附属図書館では環境のための取り組みとして,以下の活動を行っています。
環境図書展
- 中央図書館において2007年から毎年実施しています。同館が所蔵する環境関連の図書を一堂に集めて展示します。ふだんはいろいろな分類に分かれて配置されている図書をまとめることで,環境問題が幅広い分野にまたがっていることがよく分かる企画となっています。
- 展示は一般の方も自由に閲覧し,図書を借りることもできます。
レイチェル・カーソン展
- 環境問題の原点とも言える書『沈黙の春』の著者レイチェル・カーソンの著書や人物を紹介する展示会を,2008年の環境図書展において同時に開催しました。レイチェル・カーソン日本協会とも連携して,写真も豊富に使用したパネル展示と,カーソン自身の著書や伝記・評伝などの関連図書を含めた約50点の資料展示とを行いました。
- 好評のため,2009年1月には清泉女学院大学図書館において,同大学と協力して開催しました。また,2009年度は,信州大学の松本キャンパス以外の学部図書館を巡回して,同様の展示会を開催しました。2010年6月には下諏訪町立図書館において 開催された「レイチェル・カーソン展」に共催しました。
- パネル展示をご希望の図書館や団体へパネルの貸出を行っています。松本合同図書館図書館サービスグループまでお問い合わせください。
- レイチェル・カーソン巡回展示用 写真パネル 8点
- レイチェル・カーソンの人と業績 解説パネル(ラミネート加工) 19点
環境シンポジウム
- 2009年の環境図書展に合わせて,2009年11月7日(土)に,環境問題を考えるシンポジウム「信州から発信する環境提言~低炭素社会実現を目指した大学と地域との連携~」を,学内外からパネリストをお招きして開催しました。当日の詳細な記録は以下からご覧いただけます。
- 第1部 映像上映
- 第2部 シンポジウム